国際化学物質安全性カード

テトラヒドロフラン ICSC番号:0578
テトラヒドロフラン
TETRAHYDROFURAN
Tetramethylene oxide
Diethylene oxide
1,4-Epoxybutane
Oxacyclopentane
C4H8O / (CH2)3CH2O
分子量:72.1
CAS登録番号:109-99-9
RTECS番号:LU5950000
ICSC番号:0578
国連番号:2056
EC番号:603-025-00-0
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性が高い。
裸火禁止、火花禁止、禁煙
粉末消火薬剤、水溶性液体用泡消火薬剤、大量の水、二酸化炭素
爆発 蒸気/空気の混合気体は爆発性である。
密閉系、換気、防爆型電気および照明設備。
充填、取り出し、取り扱い時に圧縮空気を使用してはならない
火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。
身体への暴露
ミストの発生を防ぐ! 

吸入 咳、めまい、頭痛、吐き気、咽頭痛、意識喪失
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 皮膚の乾燥、発赤、痛み
保護手袋
汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。医療機関に連絡する。
発赤、痛み
安全眼鏡
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 「吸入」参照。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・換気。
・漏れた液やこぼれた液を密閉式の容器に出来る限り集める。
・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。
・(個人用保護具:有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク)

・耐火設備(条件)。
・「化学的危険性」参照。
・安定化した状態でのみ貯蔵。

・気密。
・EU分類
 記号 : F, Xi
 R : 11-19-36/37
 S : (2-)16-29-33
・国連危険物分類(UN Hazard Class):3
・国連包装等級(UN Packing Group):II

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0578 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

テトラヒドロフラン ICSC番号:0578











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色の液体

物理的危険性:
この蒸気は空気より重く、地面あるいは床に沿って移動することがある;遠距離引火の可能性がある。

化学的危険性:
爆発性過酸化物を生成することがある。強力な酸化剤、強塩基、ある種のハロゲン化金属と激しく反応し、火災および爆発の危険をもたらす。 ある種のプラスチック、ゴム、被膜剤を侵す。

許容濃度:
TLV:50 ppm(TWA), 100 ppm(STEL); (皮膚); A3(動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質); (ACGIH 2005)
MAK:50 ppm, 150 mg/m3; ピーク暴露限度カテゴリー:I(2); 皮膚吸収(H); 発がん性カテゴリー:4; 妊娠中のリスクグループ:C; (DFG 2005) (訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:蒸気の吸入、経口摂取

吸入の危険性:
20℃で気化すると、空気が汚染されてやや急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
この物質やこの物質の蒸気は眼、皮膚、気道を刺激する。高濃度で中枢神経系に影響を与え、昏迷を生じることがある。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。

物理的性質
・沸点:66℃
・融点:−108.5℃
・比重(水=1):0.89
・水への溶解性:混和する
・蒸気圧:19.3 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):2.5
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.28
・引火点:−14.5℃(C.C.)
・発火温度:321℃
・爆発限界:2〜11.8 vol%(空気中)
環境に関する
データ

・p-クレゾール、ヒドロキノンが通常使用される安定剤である。
・アルコール飲料の使用により有害作用が増大する。
・添加された安定剤や抑制剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性があるので、専門家に相談する。
・許容濃度を超えても、臭気として十分に感じないので注意すること。
・蒸留前に過酸化物をチェックする;検出された場合は除去する。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−30S2056 または 30GF1-I+II
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)2;F(燃焼危険性)3;R(反応危険性)1;
付加情報


ICSC番号:0578
更新日:1997.10
テトラヒドロフラン
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所