国際化学物質安全性カード

イソプロピルアルコール ICSC番号:0554
イソプロピルアルコール
ISOPROPYL ALCOHOL
2-Propanol
Propan-2-ol
Isopropanol
Dimethylcarbinol
C3H8O / CH3CHOHCH3
分子量:60.1
CAS登録番号:67-63-0
RTECS番号:NT8050000
ICSC番号:0554
国連番号:1219
EC番号:603-117-00-0
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性が高い。
裸火禁止、火花禁止、禁煙
粉末消火薬剤、水溶性液体用泡消火薬剤、大量の水、二酸化炭素
爆発 蒸気/空気の混合気体は爆発性である。
密閉系、換気、防爆型電気および照明設備。
火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。
身体への暴露


吸入 咳、めまい、嗜眠、頭痛、咽頭痛
「経口摂取」参照
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 皮膚の乾燥
保護手袋
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
発赤
安全眼鏡、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 腹痛、息苦しさ、吐き気、意識喪失、嘔吐
他の症状については「吸入」参照。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。吐かせない。 安静。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・漏れた液を密閉式の容器に集める。
・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。
・(個人用保護具:有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク)

・耐火設備(条件)。
・強力な酸化剤から離しておく。
・涼しい場所。
・密封。

・EU分類
 記号 : F, Xi
 R : 11-36-67
 S : (2-)7-16-24/25-26
 Note : 6
・国連危険物分類(UN Hazard Class):3
・国連包装等級(UN Packing Group):II

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0554 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

イソプロピルアルコール ICSC番号:0554











物理的状態; 外観:
無色の液体

物理的危険性:
この蒸気は空気とよく混合し、爆発性混合物を生成しやすい。

化学的危険性:
強力な酸化剤と反応する。ある種のプラスチックやゴムを侵す。

許容濃度:
TLV:200 ppm(TWA); 400 ppm(STEL); A4(人における発がん性が分類できていない物質); (ACGIH 2004)
MAK:200 ppm, 500 mg/m3; ピーク暴露限度カテゴリー:II(2); 妊娠中のリスクグループ:C; (DFG 2004) (訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:蒸気の吸入

吸入の危険性:
20℃で気化すると、空気が汚染されてやや遅く有害濃度に達する。しかし、噴霧あるいは拡散するとかなり急速に有害濃度に達する。

短期暴露の影響:
眼、気道を刺激する。中枢神経系に影響を与え、機能低下を生じることがある。許容濃度をはるかに超えると、意識を喪失することがある。

長期または反復暴露の影響:
この液体は皮膚の脱脂を起こす。

物理的性質
・沸点:83℃
・融点:−90℃
・比重(水=1):0.79
・水への溶解性:混和する
・蒸気圧:4.4 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):2.1
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.05
・引火点:11.7℃(C.C.)
・発火温度:456℃
・爆発限界:2〜12 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.05
環境に関する
データ

・アルコール飲料の使用により有害作用が増大する。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−30S1219
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)1;F(燃焼危険性)3;R(反応危険性)0;
付加情報


ICSC番号:0554
更新日:1999.03
イソプロピルアルコール
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所