国際化学物質安全性カード

ペンタクロロベンゼン ICSC番号:0531
ペンタクロロベンゼン
PENTACHLOROBENZENE
1,2,3,4,5-Pentachlorobenzene
C6HCl5
分子量:250.3
CAS登録番号:608-93-5
RTECS番号:DA6640000
ICSC番号:0531
EC番号:602-074-00-5
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 特定の条件下で可燃性である。火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止
粉末消火薬剤、水噴霧、泡消火薬剤、二酸化炭素。
爆発


身体への暴露
粉塵の拡散を防ぐ! (妊娠中の)女性への暴露を避ける! 

吸入
局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。
皮膚
保護手袋
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。

安全眼鏡、
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・こぼれた物質を密閉式 容器内に掃き入れる;湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。
・残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。
この物質を環境中に放出してはならない
・(特別個人用保護具:有害粒子用P2フィルター付マスク)。

・消火により生じる流出物を収容するための用意。

・EU分類
 記号 : F, Xn, N
 R : 11-22-50/53
 S : 2-41-46-50-60-61

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0531 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

ペンタクロロベンゼン ICSC番号:0531











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無〜白色の結晶

物理的危険性:


化学的危険性:
燃焼すると分解して、塩化水素などの有毒で腐食性のフュームを生じる。

許容濃度:
TLV は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経口摂取

吸入の危険性:
20℃で気化したとき、空気は汚染されても有害濃度には達しないか、達してもきわめて遅い;しかし噴霧もしくは拡散すると、かなり急速に有害濃度に達する。

短期暴露の影響:


長期または反復暴露の影響:
肝臓に影響を与え、肝臓障害を生じることがある。動物試験では人で生殖・発生毒性を引き起こす可能性があることが示されている。

物理的性質
・沸点:275〜277℃
・融点:86℃
・比重(水=1):1.8
・水への溶解性:溶けない
・蒸気圧:約 2 Pa(25℃)
・相対蒸気密度(空気=1):8.6
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.00
・log Pow (オクタノール/水分配係数):5.03〜5.63
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性が非常に強い。
・魚類、乳汁、植物、哺乳類で生物濃縮が起こることがある。
・水生環境中で長期にわたる影響を及ぼすことがある。
・環境に有害な場合がある;土壌中の残存、底質への吸着にとくに注意すること。

・暴露の程度によっては、定期検診が必要である。
付加情報


ICSC番号:0531
更新日:2003.11
ペンタクロロベンゼン
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所