国際化学物質安全性カード

ジメチルスルホキシド ICSC番号:0459
ジメチルスルホキシド
DIMETHYL SULPHOXIDE
Methyl sulphoxide
DMSO
C2H6OS / (CH3)2SO
分子量:78.1
CAS登録番号:67-68-5
RTECS番号:PV6210000
ICSC番号:0459
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性。
火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止
粉末消火薬剤、水噴霧、泡消火薬剤、二酸化炭素。
爆発 87℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。
87℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備。
火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。
身体への暴露
ミストの発生を防ぐ
作業環境管理を厳密に

吸入 頭痛、 吐き気。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。
皮膚 吸収される可能性あり
皮膚の乾燥。
保護手袋、保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。医療機関に連絡する。
発赤、かすみ眼。
安全眼鏡。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 吐き気、嘔吐、嗜眠
作業中は飲食、喫煙をしない。
吐かせない。 医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・換気。
・漏れた液やこぼれた液を密閉式の容器に出来る限り集める。
・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。
・経皮吸収を避けるようにとくに注意すること。
・(個人用保護具::有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク)

・強力な酸化剤から離しておく。
・涼しい場所。
・暗所に保管。
・換気のよい場所に保管。


重要データは次ページ参照
ICSC番号:0459 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

ジメチルスルホキシド ICSC番号:0459











物理的状態; 外観:
無色の吸湿性液体

物理的危険性:
この物質の蒸気は空気より重く、地面あるいは床に沿って移動することがある;遠距離引火の可能性がある。

化学的危険性:
加熱や燃焼により分解し、イオウ酸化物を含む有毒なフュームを生じる。過塩素酸塩などの強力な酸化剤と激しく反応する。

許容濃度:
TLV は設定されていない。
MAK:IIb(MAK値は設定されていないが、データは公表されている。); 皮膚吸収(H); (DFG 2004) (訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経皮、経口摂取

吸入の危険性:
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。

短期暴露の影響:
眼、皮膚を刺激する。高濃度の場合、意識低下を引き起こすことがある。他の物質の皮膚吸収を促進することがある(「注」参照)。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。 肝臓、血液に影響を与え、機能障害、血球損傷を生じることがある

物理的性質
・沸点:189℃
・融点:18.5℃
・比重(水=1):1.1
・水への溶解性:混和する
・蒸気圧:59.4 Pa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):2.7
・引火点:87℃(C.C.)
・発火温度:215℃
・爆発限界:2.6〜42.0 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):−1.35 (計算値)
環境に関する
データ

・有毒物質がジメチルスルホキシド中に存在する場合、皮膚吸収が促進されるので、特別に注意すること。
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)1;F(燃焼危険性)1;R(反応危険性)0;
付加情報


ICSC番号:0459
更新日:2000.10
ジメチルスルホキシド
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所