国際化学物質安全性カード

アンモニア(無水物) ICSC番号:0414
アンモニア(無水物)
AMMONIA (ANHYDROUS)
(圧力容器)
NH3
分子量:17.03
CAS登録番号:7664-41-7
RTECS番号:BO0875000
ICSC番号:0414
国連番号:1005
EC番号:007-001-00-5
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性。
裸火禁止、火花禁止、禁煙
周辺の火災時:適切な消火薬剤を使用する。
爆発 気体/空気の混合気体は爆発性である。
密閉系、換気、防爆型電気および照明設備。
火災時:水を噴霧して圧力容器を冷却する。
身体への暴露
あらゆる接触を避ける

吸入 灼熱感、咳、息苦しさ、息切れ、咽頭痛。
症状は遅れて現われることがある(「注」参照)。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。半座位。人工呼吸が必要なことがある。医療機関に連絡する。
皮膚 発赤、皮膚熱傷、痛み、水疱。
液体に触れた場合:凍傷
保温用手袋、保護衣。
凍傷の場合:多量の水で洗い流し、衣服は脱がせない
医療機関に連絡する。
発赤、痛み、重度の熱傷。
顔面シールド、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取


漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・危険区域から立ち退く!
・専門家に相談する!
・換気。
液体に向けて水を噴射してはならない
・細かな噴霧水を用いて気体を除去する。
・個人用保護具:自給式呼吸器付気密化学保護衣。

・耐火設備(条件)。
・酸化剤、酸、ハロゲン類から離しておく。
・涼しい場所。
・換気のよい場所に保管。

・EU分類
 記号 : T, N
 R : 10-23-34-50
 S : (1/2-)9-16-26-36/37/39-45-61
・国連危険物分類(UN Hazard Class):2.3
・国連の副次的危険性による分類(UN Subsidiary Risks):8

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0414 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

アンモニア(無水物) ICSC番号:0414











物理的状態; 外観:
刺激臭のある、無色の圧縮液化ガス

物理的危険性:
この気体は空気より軽い。

化学的危険性:
水銀、銀、金酸化物により、衝撃に敏感な化合物を生じる。強塩基であり、酸と激しく反応し、腐食性を示す。強力な酸化剤、ハロゲンと激しく反応する。およびと接触すると銅、アルミニウム、亜鉛およびそれらの合金を侵す。熱を放出しながら水に溶ける。

許容濃度:
TLV:25 ppm(TWA); 35 ppm(STEL) (ACGIH 2004)。

MAK:20 ppm, 14 mg/m3; ピーク暴露限度カテゴリー:I(2); 妊娠中のリスクグループ:C; (DFG 2004)。
(訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入。

吸入の危険性:
容器を開放すると、この気体は空気中できわめて急速に有害濃度に達する。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道に対して腐食性を示す。高濃度を吸入すると、肺水腫を引き起こすことがある(「注」参照)。この液体が急速に気化すると、凍傷を引き起こすことがある。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・沸点:−33℃
・融点:−78℃
・比重(水=1):0.7(−33℃)
・水への溶解度:54 g/100 ml(20℃)
・蒸気圧:1013 kPa(26℃)
・相対蒸気密度(空気=1):0.59
・発火温度:651℃
・爆発限界:15〜28 vol%(空気中)
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性が非常に強い。

・肺水腫の症状は 2〜3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である。
・医師または医師が認定した者による適切な吸入療法の迅速な施行を検討する。
・圧力容器が漏出しているときは、気体が液状で漏れるのを防ぐため、洩れ口を上にする。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−20S1005 または 20G2TC
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)3;F(燃焼危険性)1;R(反応危険性)0
付加情報


ICSC番号:0414
更新日:1998.03
アンモニア(無水物)
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所