国際化学物質安全性カード
カテコール
ICSC:0411
CATECHOL
ピアレビュー:2015/06/26
ピロカテコール
o-ジヒドロキシベンゼン
1,2-ベンゼンジオール
ブレンツカテキン
Pyrocatechol
1,2-Benzenediol
1,2-Dihydroxybenzene
CAS登録番号:120-80-9
RTECS番号:UX1050000
国連番号:2811
EC番号:604-016-00-4
EINECS番号:204-427-5
化学式:C6H6O2
分子量: 110.1
災害/
暴露のタイプ
一次災害/急性症状 予防 応急処置/消火活動
火災 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 裸火禁止。 酸化剤との接触禁止。 水噴霧、乾燥粉末消火剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。
爆発
身体への暴露 粉塵の拡散を防ぐ! いずれの場合も医師に相談!
吸入 咳。 咽頭痛。 胸骨背部の灼熱感。 息苦しさ。 痙攣。 局所排気、または呼吸用保護具を使用する。 新鮮な空気、安静。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。
皮膚 吸収される可能性あり! 発赤。 痙攣。 保護手袋。 保護衣。 汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。
充血。 痛み。 重度の熱傷。 呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。 多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 直ちに医療機関に連絡する。
経口摂取 腹痛。 嘔吐。 下痢。 痙攣。 呼吸停止。 作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。 口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 直ちに医療機関に連絡する。
漏洩物処理 包装・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない
・EU分類
記号:Xn; R:21/22-36/38; S:(2)-22-26-37
・国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):III
・GHS分類
注意喚起語:危険
飲み込むと、または皮膚に接触すると有毒
軽度の皮膚刺激
重篤な眼の損傷
呼吸器系への刺激のおそれ
アレルギー性皮膚炎を起こすおそれ
遺伝性疾患のおそれの疑い
中枢神経系および心血管系の障害
発がんのおそれの疑い
緊急時対応 貯蔵
・NFPA(米国防火協会)コード:H(健康有害性)3;F(燃焼危険性)1;R(反応危険性)0 ・密封
・酸化剤および食品や飼料から離しておく
・暗所に保管
・床面に沿って換気
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
重要データ
≪物理的状態;外観≫
特徴的な臭気のある、無色の結晶。 空気および光に曝露すると茶色になる。

≪物理的危険性≫


≪化学的危険性≫
燃焼すると、有毒なフュームを生成する。 酸化剤と 激しく反応する。 火災や爆発の危険を生じる。

≪許容濃度≫
TLV: 5ppm as TWA; (skin); A3 (confirmed animal carcinogen with unknown relevance to humans);.

≪暴露の経路≫
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入、経皮および経口摂取。

≪吸入の危険性≫
20℃で気化したとき、空気は汚染されても有害濃度に達しないか、達してもきわめて遅い。

≪短期暴露の影響≫
本物質は、皮膚および気道を刺激する。 本物質は眼に対して、腐食性を示す。 中枢神経系に影響を与えることがある。 呼吸機能低下、痙攣および呼吸不全を生じることがある。 曝露すると、血圧上昇を引き起こすことがある。

≪長期または反復暴露の影響≫
反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。 人で発がん性を示す可能性がある。 人の生殖細胞に、遺伝性の遺伝子損傷を引き起こすことがある。

物理的性質 環境影響データ
・沸点:245.5℃
・融点:105℃
・比重(水=1):1.3
・水への溶解度(20℃) :43 g/100 ml
・蒸気圧:3 Pa (20℃) (ほとんどない)
・相対蒸気密度(空気=1):3.8
・引火点:127℃ (c.c.)
・発火温度:510℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.88
・水生生物に対して毒性がある

付加情報

IPCS
International
Programme on
Chemical Safety
WHO ILO EC
Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety and the European Commission
© IPCS 2004-2012
LEGAL NOTICE
Neither the EC nor the IPCS nor any person acting on behalf of the EC or the IPCS is responsible for the use which might be made of this information.

ICSCホームページへもどる

国立医薬品食品衛生研究所