国際化学物質安全性カード

酸化カルシウム ICSC番号:0409
酸化カルシウム
CALCIUM OXIDE
Lime
Burnt lime
Quicklime
CaO
分子量:56.1
CAS登録番号:1305-78-8
RTECS番号:EW3100000
ICSC番号:0409
国連番号:1910
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 不燃性。

周辺の火災時:水以外のすべての消火薬剤の使用可。
爆発


身体への暴露
粉塵の拡散を防ぐ! 
作業環境管理を厳密に! 

吸入 灼熱感、咳、息切れ、咽頭痛
局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 皮膚の乾燥、発赤、皮膚熱傷、灼熱感、痛み
保護手袋、保護衣
汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。医療機関に連絡する。
発赤、痛み、かすみ眼、重度の熱傷
安全ゴーグル、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 灼熱感、腹痛、胃痙攣、嘔吐、下痢
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。吐かせない。 何も飲ませない。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・こぼれた物質を乾燥容器内に掃き入れる。
・(個人用保護具:有害粒子用P2フィルター付マスク)。

・強酸、有機物、水、食品や飼料から離しておく。
・乾燥。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・国連危険物分類(UN Hazard Class):8
・国連包装等級(UN Packing Group):III

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0409 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

酸化カルシウム ICSC番号:0409











物理的状態; 外観:
白色の吸湿性、結晶性粉末

物理的危険性:


化学的危険性:
水溶液は中程度の強さの塩基である。水と反応し、可燃物を発火させるのに十分な熱を発生する酸、ハロゲン、金属と激しく反応する。

許容濃度:
TLV:2 mg/m3(TWA); (ACGIH 2004)
MAK:IIb(MAK値は設定されていないが、データは公表されている。); (DFG 2004) (訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:エーロゾルの吸入、経口摂取

吸入の危険性:
20℃ではほとんど気化しない。しかし、拡散すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道に対して腐食性を示す。これらの影響は遅れて現われることがある。医学的な経過観察が必要である。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。 反復または長期の粉塵粒子暴露により、肺が冒されることがある。鼻中隔の潰瘍、穿孔を起こすことがある。

物理的性質
・沸点:2850℃
・融点:2570℃
・比重(水=1):3.3〜3.4
・水への溶解性:反応する
環境に関する
データ

・水などの消火薬剤と激しく反応する。
・水分や蛋白質と反応して生成した眼の酸化カルシウム塊は、洗浄で取り除くのは難しい。医師の手による除去が必要である。
この物質中に水を注いではならない;溶解または希釈する時は必ず水の中にこの物質を徐々に加えること。
付加情報


ICSC番号:0409
更新日:1997.04
酸化カルシウム
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所