国際化学物質安全性カード

水酸化カルシウム ICSC番号:0408
水酸化カルシウム
CALCIUM HYDROXIDE
Calcium dihydroxide
Calcium hydrate
Hydrated lime
Slaked lime
Ca(OH)2
分子量:74.1
CAS登録番号:1305-62-0
RTECS番号:EW2800000
ICSC番号:0408
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 不燃性。

周辺の火災時:全ての消火薬剤の使用可。
爆発


身体への暴露
粉塵の拡散を防ぐ!

吸入 咽頭痛、咳、灼熱感。
局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。
医療機関に連絡する。
皮膚 発赤、ざらつき、痛み、皮膚の乾燥、皮膚熱傷、水疱。
保護手袋、保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。
医療機関に連絡する。
発赤、痛み、重度の熱傷。
安全ゴーグル、顔面シールド、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 灼熱感、腹痛、胃痙攣、嘔吐。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。吐かせない。何も飲ませない。
医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・こぼれた物質を容器内に掃き入れ、安全な場所に移す。
・特別個人用保護具:P2有害粒子用フィルター付マスク。

・強酸から離しておく。


重要データは次ページ参照
ICSC番号:0408 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

水酸化カルシウム ICSC番号:0408











物理的状態; 外観:
無色の結晶または白色の粉末

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱すると分解し、酸化カルシウムを生じる。水溶液は中程度の強さの塩基である。酸と激しく反応する。水の存在下で、多くの金属を侵し、引火性/爆発性のガス(水素[ICSC番号 0001])を生成する。

許容濃度:
TLV:5 mg/m3 (ACGIH 2001)。

暴露の経路:
体内への吸収経路:エーロゾルの吸入、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃ではほとんど気化しないが、拡散すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
気道を刺激し、眼、皮膚に対して腐食性を示す。医学的な経過観察が必要である。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を起こすことがある。反復または長期の粉塵粒子暴露により、肺が冒されることがある。

物理的性質
・融点(分解):580℃
・比重(水=1):2.2
・水への溶解性:溶けない
環境に関する
データ

付加情報


ICSC番号:0408
更新日:1997.4
水酸化カルシウム
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所