国際化学物質安全性カード

酢酸 n-ブチル ICSC番号:0399
酢酸 n-ブチル
n-BUTYL ACETATE
Acetic acid, n-butyl ester
Butyl ethanoate
C6H12O2 / CH3COO(CH2)3CH3
分子量:116.2
CAS登録番号:123-86-4
RTECS番号:AF7350000
ICSC番号:0399
国連番号:1123
EC番号:607-025-00-1
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性である。
裸火禁止、火花禁止、禁煙
AFFF(水性膜泡消火薬剤)、水溶性液体用泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素。
爆発 22℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。
22℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備。
火災時:ドラム缶などに水を噴霧して冷却する。
身体への暴露


吸入 咳、咽頭痛、めまい、頭痛。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 皮膚の乾燥
保護手袋
汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。
発赤、痛み。
安全ゴーグル、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 吐き気
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。吐かせない。 医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・換気。
・すべての発火源を取り除く。
・漏れた液やこぼれた液を密閉式の金属あるいはガラス容器に出来る限り集める。
・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。
・(特別個人用保護具:有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク)

・耐火設備(条件)。
・強力な酸化剤、強塩基、強酸から離しておく。
・涼しい場所。

・EU分類
 R : 10-66-67
 S : 2-25
 Note : 6
・国連危険物分類(UN Hazard Class):3
・国連包装等級(UN Packing Group):II

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0399 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

酢酸 n-ブチル ICSC番号:0399











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色の液体

物理的危険性:
この物質の蒸気は空気より重く、地面あるいは床に沿って移動することがある;遠距離引火の可能性がある。

化学的危険性:
強力な酸化剤、強酸、強塩基と反応し、火災や爆発の危険をもたらす。多くのプラスチックやゴムを侵す。

許容濃度:
TLV:150 ppm(TWA); 200 ppm(STEL) (ACGIH 2003)

暴露の経路:
体内への吸収経路:蒸気の吸入

吸入の危険性:
20℃で気化すると、空気が汚染されてやや遅く有害濃度に達する。

短期暴露の影響:
眼、気道を刺激する。中枢神経系に影響を与えることがある。許容濃度をはるかに超えると、意識が低下することがある。

長期または反復暴露の影響:
この液体は皮膚の脱脂を起こす。

物理的性質
・沸点:126℃
・融点:−78℃
・比重(水=1):0.88
・水への溶解度:0.7 g/100 ml(20℃)
・蒸気圧:1.2 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.0
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.04
・引火点:22℃(C.C.)
・発火温度:420℃
・爆発限界:1.2〜7.6 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.82
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性がある。

Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−30S1123-II
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)1;F(燃焼危険性)3;R(反応危険性)0;
付加情報


ICSC番号:0399
更新日:2003.11
酢酸 n-ブチル
© IPCS, CEC, 1993

ICSCホームページへもどる

国立医薬品食品衛生研究所