ブロモクロロメタン
ICSC:0392
BROMOCHLOROMETHANE
ピアレビュー:2013/04/12
クロロブロモメタン
メチレンクロロブロミド
Chlorobromomethane
Methylene chlorobromide
CAS登録番号:74-97-5
RTECS番号:PA5250000
国連番号:1887
EC番号:-
EINECS番号:200-826-3
化学式:CH2BrCl
分子量:129.4
災害/
暴露のタイプ
一次災害/急性症状 予防 応急処置/消火活動
火災 不燃性。火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 「化学的危険性」参照。 周辺の火災時:適切な消火剤を使用する。
爆発 加熱すると、破裂の危険を伴う圧力上昇が起こる。 「化学的危険性」参照。 火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。
身体への暴露 ミストの発生を防ぐ!
吸入 咽頭痛、咳、吐き気、頭痛、息切れ、めまい、嗜眠、意識喪失。 換気、局所排気または呼吸用保護具を使用する。 新鮮な空気、安静。半座位。酸素処置や人工呼吸が必要な場合がある。医療機関に連絡する。
皮膚 皮膚の乾燥、発赤。 保護手袋、保護衣。 汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。医療機関に連絡する。
発赤、痛み。 呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグル、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズを外す)、医療機関に連絡する。
経口摂取 腹痛。他の症状については「吸入」参照。 作業中は飲食、喫煙をしない。 口をすすぐ。吐かせない。コップ1、2杯の水を飲ませる。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 包装・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク
・換気
・この物質を環境中に放出してはならない
・漏れた液やこぼれた液を密閉式の容器にできる限り集め、残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管および処理する
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない
・EU分類

・国連分類
国連危険物分類:6.1; 国連包装等級:III
・GHS分類
注意喚起語:警告
吸入すると有害
皮膚および眼刺激
呼吸器への刺激のおそれ
中枢神経系および血液の障害のおそれ
眠気やめまいのおそれ
飲み込んで気道に侵入すると有害のおそれ
■ ■
緊急時対応 貯蔵
・食品や飼料、強酸化剤、強塩基および金属から離しておく
・床面に沿って換気
・アルミニウムまたはプラスチック容器で貯蔵あるいは輸送してはならない
重要データ
≪物理的状態;外観≫
特徴的な臭気のある無色〜黄色の液体。

≪物理的危険性≫
この物質の蒸気は空気より重い。

≪化学的危険性≫
加熱すると分解し、塩化水素、ホスゲンおよび臭化水素を含む有毒で腐食性のフュームが生じる。 強酸化剤、強塩基および金属(ナトリウム、カリウム、マグネシウム、粉末アルミニウムなど)と激しく反応し、火災および爆発の危険を生じる。 ある種のゴム、プラスチック類および被覆剤を侵す。

≪許容濃度≫
TLV:200 ppm (TWA); (ACGIH 2012)。
MAK:発がん性カテゴリー: 3B; 皮膚吸収 (H); (DFG 2012)。
≪暴露の経路≫
体内への吸収経路:吸入、経口摂取および経皮。

≪吸入の危険性≫
20℃で気化すると、空気は汚染されて、やや急速に有害濃度に達することがある。

≪短期暴露の影響≫
この物質の蒸気は、眼、皮膚および気道を刺激する。 飲み込むと嘔吐することがあり、誤嚥性肺炎を起こす場合がある。 高濃度の蒸気を吸入すると、肺水腫を起こすことがある。 「注」参照。
高濃度で暴露すると、意識低下を起こすことがある。 暴露すると、一酸化炭素中毒を起こし、機能障害を生じることがある。 これらの影響は遅れて現われることがある。

≪長期または反復暴露の影響≫
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を起こすことがある。 中枢神経系および肝臓に影響を与えることがある。

物理的性質 環境影響データ
・沸点:68℃
・融点:−88℃
・比重(水=1):2.0
・蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.5 (20℃)
・水への溶解度:0.9 g/100ml (20℃) (溶けにくい)
・蒸気圧:14.7 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.5
・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.41
・粘度:0.33 mm2/s (20℃)
・環境に有害な場合がある
・オゾン層への影響にとくに注意すること
・肺水腫の症状は、2〜3時間経過してから現れる場合が多く、安静を保たないと悪化する
・そのため、安静と経過観察が不可欠である
付加情報

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Chemical Safety
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