国際化学物質安全性カード

ベノミル ICSC番号:0382
ベノミル
BENOMYL
Methyl 1-((butylamino)carbonyl)-1H-benzimidazol-2-ylcarbamate
Carbamic acid, ((1-(butylamino)carbonyl)-1H-benzimidazol-2-yl), methyl ester
1-(Butylcarbamoyl)-2-benzimidazol-methylcarbamat
Methyl 1-(butylcarbamoyl)benzimidazol-2-ylcarbamate
C14H18N4O3
分子量:290.3
CAS登録番号:17804-35-2
RTECS番号:DD6475000
国連番号:3077
EC番号:613-049-00-3
EINECS番号:241-775-7
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火活動
火災 可燃性。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止
水噴霧、粉末消火剤、水溶性液体用泡消火剤、二酸化炭素を使用する。
爆発 空気中で粒子が細かく拡散して爆発性の混合気体を生じる。
粉塵の堆積を防ぐ

身体への暴露
粉塵の堆積を防ぐ!

吸入 咳。
局所排気または呼吸用保護具を使用する。
新鮮な空気、安静。
皮膚 発赤。
保護手袋、保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
発赤。
安全ゴーグルを着用する。
数分間多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずして)。
経口摂取 急性症状はない。
作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。
口をすすぐ。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク。
この物質を環境中に放出してはならない
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために最初に湿らせる。
・こぼれた物質をふた付きの容器内に掃き入れる。
・残留分を注意深く集める。
・地域規則に従って保管・処理する。

・食品や飼料から離しておく。
・乾燥。
・密封。
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する。
・消火により生じる流出物を収容するための用意。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・EU分類
 記号 : T, N
 R : 46-60-61-37/38-43-50/53
 S : 53-45-60-61
・国連危険物分類(UN Hazard Class):9
・国連包装等級(UN Packing Group):III
・GHS分類
  注意喚起語:危険
  軽度の皮膚刺激
  アレルギー性皮膚反応のおそれ
  遺伝性疾患のおそれ
  生殖能または胎児への悪影響のおそれ
  長期的影響により水生生物に非常に強い毒性
 exclam;toxiccancer;health hazenviro;aqua











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、白色の結晶性粉末

物理的危険性:
粉末や顆粒状で空気と混合すると、粉塵爆発の可能性がある。

化学的危険性:
加熱すると分解し、窒素酸化物を含む有毒なフュームを生じる。強酸化剤や過酸化物と反応し、火災や爆発の危険をもたらす。

許容濃度:
TLV:1 mg/m3 (TWA);(感作性); A3 (動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質) (ACGIH 2011)。

MAK:生殖細胞変異原性グループ:3A;皮膚感作(SH) (DFG 2011)。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経口摂取、経皮。

吸入の危険性:
拡散すると、浮遊粒子が急速に有不快濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
皮膚、眼、気道を刺激する。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。動物試験では人の生殖に毒性影響を及ぼす可能性があることが示されている。人で遺伝子損傷を引き起こすことがある。

物理的性質
・融点:融点は存在しない;140℃以下で分解する
・水への溶解性:3.8 mg/l (25℃)(非常に溶けにくい)
・蒸気圧:ほとんどない (25℃)
・密度:0.38 g/cm3
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.12
・爆発限界:0.05〜 ? vol%(空気中)
・発火温度:220℃
環境に関する
データ
・水生生物に対して強い毒性がある。
・通常の使用法でも環境中へ放出される。不適切な廃棄などによるさらなる放出を避けるよう十分注意すること。

作業衣を家に持ち帰ってはならない
・製剤に溶剤が使用されている場合は、その溶剤のICSCも参照のこと。
付加情報


ICSC番号:0382
更新日:2012.06
ベノミル
© IPCS, CEC, 2004-2012

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国立医薬品食品衛生研究所