国際化学物質安全性カード

イソチオシアン酸アリル ICSC番号:0372
イソチオシアン酸アリル
ALLYL ISOTHIOCYANATE
Allyl isosulfocyanate
2-Propenyl isothiocyanate
3-Isothiocyanato-1-propene
C4H5NS / CH2=CHCH2N=C=S
分子量:99.2
CAS登録番号:57-06-7
RTECS番号:NX8225000
ICSC番号:0372
国連番号:1545 (安定剤入り)
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性。
火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止、火花禁止、禁煙
粉末消火薬剤、AFFF(水性膜泡消火薬剤)、泡消火薬剤、二酸化炭素。
爆発 46℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。
46℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備。
火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。
身体への暴露
ミストの発生を防ぐ! 
作業環境管理を厳密に! 

吸入 咳、咽頭痛。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 吸収される可能性あり
発赤、痛み。
保護手袋、保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。医療機関に連絡する。
発赤、痛み。
安全ゴーグル、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 咽頭痛、灼熱感。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。吐かせる(意識がある場合のみ!)。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・危険区域から立ち退く! 
・換気。
・漏れた液やこぼれた液を密閉式の容器に出来る限り集める。
・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。
・(個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣)。

・耐火設備(条件)。
・強力な酸化剤、酸、食品や飼料から離しておく。
・密封。
・安定化した状態でのみ貯蔵。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1
・国連の副次的危険性による分類(UN Subsidiary Risks):3
・国連包装等級(UN Packing Group):II

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0372 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

イソチオシアン酸アリル ICSC番号:0372











物理的状態; 外観:
刺激臭のある、無色〜淡黄色の油状液体

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱、燃焼、あるいは酸との接触により分解し、窒素酸化物、イオウ酸化物を含む非常に有毒なフュームを生じる。強力な酸化剤と反応する。

許容濃度:
TLVは設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:蒸気の吸入、経皮、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。

短期暴露の影響:
催涙性。
眼、皮膚、気道を刺激する。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。 反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。肝臓、腎臓、胃、甲状腺、膀胱に影響を与えることがある。

物理的性質
・沸点:148〜154℃
・融点:−102.5℃
・比重(水=1):1.0
・水への溶解性:溶けにくい
・蒸気圧:0.493 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):3.4
・引火点:46℃(C.C.)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.11
環境に関する
データ

・添加された安定剤や抑制剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性があるので、専門家に相談する。
・芥子油(Mustard oil)は一般名である。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−61S1545
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)3;F(燃焼危険性)2;R(反応危険性)0;
付加情報


ICSC番号:0372
更新日:2003.05
イソチオシアン酸アリル
© IPCS, CEC, 1993

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