国際化学物質安全性カード
酢酸エチル
ICSC:0367
ETHYL ACETATE
ピアレビュー:2014/04/11
酢酸エチルエステル
エチルアセテート
Acetic acid, ethyl ester
Acetic ether
CAS登録番号:141-78-6
RTECS番号:AH5425000
国連番号:1173
EC番号:607-022-00-5
EINECS番号:205-500-4
化学式:C4H8O2 / CH3COOC2H5
分子量:88.1
災害/
暴露のタイプ
一次災害/急性症状 予防 応急処置/消火活動
火災 引火性が高い。 裸火禁止、火花禁止、禁煙。 アルコール耐性泡消火剤、泡消火剤、粉末、二酸化炭素、細噴霧水を使用する。
爆発 蒸気/空気の混合気体は爆発性である。加熱すると、破裂の危険を伴う圧力上昇が起こる。 密閉系、換気、防爆型電気設備および照明設備。火花防止工具を使用する。充填、取り出し、取り扱い時に圧縮空気を使用してはならない。 火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。
身体への暴露 ミストの発生を防ぐ!
吸入 咽頭痛、咳、頭痛、嗜眠。 換気、局所排気、呼吸用保護具を使用する。 新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 発赤、皮膚の乾燥。 保護手袋。 汚染された衣服は(火災の危険があるため)、多量の水ですすぎ洗いする。汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。
充血。 呼吸用保護具と併用して、安全眼鏡または眼用保護具を着用する。 数分間多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。
経口摂取 作業中は飲食、喫煙をしない。 口をすすぐ。体調がよくないと感じた場合は医療機関を受診する。
漏洩物処理 包装・表示
・すべての発火源を取り除く
・危険区域から立ち退く!
・専門家に相談する!
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク
・下水に流してはならない
・漏れた液やこぼれた液を密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
・EU分類
記号:F, Xi; R: 11-36-66-67;
S:(2)-16-26-33
・国連分類
国連危険物分類:3; 国連包装等級:II
・GHS分類
注意喚起語:危険
引火性の高い液体/蒸気
眠気やめまいのおそれ
緊急時対応 貯蔵
・NFPA(米国防火協会)コード:H(健康有害性)1; F(燃焼危険性)3; R(反応危険性)0 ・耐火設備。強酸化剤、強塩基および強酸から離しておく。
重要データ
≪物理的状態;外観≫
特徴的な臭気のある無色の液体。

≪物理的危険性≫
蒸気は空気より重く、地面に沿って移動して、遠距離発火の可能性がある。

≪化学的危険性≫
蒸気は空気より重く、地面に沿って移動して、遠距離発火の可能性がある。

≪許容濃度≫
TLV:400 ppm (TWA);(ACGIH 2014)。
MAK:400 ppm, 1500 mg/m3;ピーク暴露限度カテゴリー:I(2);妊娠中のリスクグループ:C;(DFG 2013)。
≪暴露の経路≫
体内への吸収経路:蒸気の吸入。

≪吸入の危険性≫
20℃で気化すると、空気が汚染されて、やや遅く有害濃度に達する。

≪短期暴露の影響≫
本物質は眼および気道を軽度に刺激する。中枢神経系に影響を与えることがある。許容濃度をはるかに超えて暴露すると、意識低下を引き起こすことがある。

≪長期または反復暴露の影響≫
皮膚の脱脂を起こし、乾燥やひび割れを生じることがある。
物理的性質 環境影響データ
・沸点:77℃
・融点:−84℃
・比重(水=1):0.9
・水への溶解度(20℃):8.7 g/100 ml(溶けにくい)
・蒸気圧(20℃):10 kPa
・相対蒸気密度(空気=1):3.0
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.2
・引火点:−4℃ (c.c.)
・発火温度:427℃
・爆発限界(空気中):2.0〜12.8 vol%
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.73
・作業衣を家に持ち帰ってはならない
付加情報

IPCS
International
Programme on
Chemical Safety
WHO ILO EC
Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety and the European Commission
© IPCS 2004-2012
LEGAL NOTICE
Neither the EC nor the IPCS nor any person acting on behalf of the EC or the IPCS is responsible for the use which might be made of this information.

ICSCホームページへもどる

国立医薬品食品衛生研究所