国際化学物質安全性カード

エタン ICSC番号:0266
エタン
ETHANE
(圧力容器)
C2H6 / CH3CH3
分子量:30.1
CAS登録番号:74-84-0
RTECS番号:KH3800000
ICSC番号:0266
国連番号:1035
EC番号:601-002-00-X
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性がきわめて高い。
裸火禁止、火花禁止、禁煙
供給源を遮断する。それが不可能でかつ周辺に危険が及ばなければ、燃え尽きるにまかせる。その他の場合は水噴霧や粉末消化薬剤を用いて消化する。
爆発 気体/空気の混合気体は爆発性である。
密閉系、換気、防爆型電気および照明設備。液状であれば、帯電を防ぐ(例えばアースを使用)。防爆用工具を使用する。
火災時:水を噴霧して圧力容器を冷却する。安全な場所から消火作業を行う。
身体への暴露


吸入 窒息。
「注」参照。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。人工呼吸が必要なことがある。医療機関に連絡する。
皮膚 液体に触れた場合:凍傷
保温用手袋、保護衣。
凍傷の場合:多量の水で洗い流し、衣服は脱がせない。医療機関に連絡する。
液体に触れた場合:凍傷
顔面シールド。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取


漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器。
・危険区域から立ち退く! 
・専門家に相談する! 
・すべての発火源を取り除く。
・換気。
液体に向けて水を噴射してはならない

・耐火設備(条件)。
・涼しい場所。
・強力な酸化剤およびハロゲン類から離しておく。

・EU分類
 記号 : F+
 R : 12
 S : 2-9-16-33
・国連危険物分類(UN Hazard Class):2.1
・GHS 分類
  注意喚起語: 危険
  シンボル:ガスボンベ
  極めて引火性の高いガス
  加圧ガス;熱すると爆発のおそれ
  

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0266 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

エタン ICSC番号:0266











物理的状態; 外観:
無色の圧縮液化ガス。純品は無臭である

物理的危険性:
空気とよく混合し、爆発性混合物を生成しやすい。流動、撹拌などにより、静電気が発生することがある。

化学的危険性:
ハロゲンおよび強力な酸化剤と激しく反応し、火災や爆発の危険をもたらす。

許容濃度:
TLV(脂肪族炭化水素ガス:アルカン類(C1-C4)として):1000 ppm (ACGIH 2007)。

MAKは設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入。

吸入の危険性:
容器を開放すると液体がきわめて急速に気化し、閉ざされた場所では空気を追い出し、窒息の危険を生じる。

短期暴露の影響:
この液体が急速に気化すると、凍傷を引き起こすことがある。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・沸点:−89℃
・融点:−183℃
・水への溶解度:非常に溶けにくい(20℃)
・蒸気圧:3850 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):1.05
・引火点:引火性ガス
・発火温度:472℃
・爆発限界:3.0〜12.5 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.81
環境に関する
データ

・空気中の濃度が高いと酸素の欠乏が起こり、意識喪失または死亡の危険を伴う。
・区域内に入る前に酸素濃度を測定する。
・圧力容器が漏出しているときは、気体が液状で漏れるのを防ぐため、洩れ口を上にする。
・他の国連番号:1961 (深冷液体)、国連危険物分類(UN Haz class):2.1。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−20S1035
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)1;F(燃焼危険性)4;R(反応危険性)0
付加情報


ICSC番号:0266
更新日2006.04
エタン
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所