国際化学物質安全性カード

ジメチルアミン ICSC番号:0260
ジメチルアミン
DIMETHYLAMINE
Methanamine, N-methyl
DMA
(圧力容器)
(CH3)2NH / C2H7N
分子量:45.1
CAS登録番号:124-40-3
RTECS番号:IP8750000
ICSC番号:0260
国連番号:1032
EC番号:612-001-00-9
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性がきわめて高い。火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止、火花禁止、禁煙
供給源を遮断する;それが不可能でかつ周辺に危険が及ばなければ、燃え尽きるにまかせる;その他の場合は水噴霧、水溶性液体用泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素を用いて消火する。
爆発 気体/空気の混合気体は爆発性である。
密閉系、換気、防爆型電気および照明設備。防爆用工具を使用する。
火災時:圧力容器に水を噴霧して冷却する。安全な場所から消火作業を行う。
身体への暴露
作業環境管理を厳密に

吸入 灼熱感、咳、頭痛、息苦しさ、息切れ、咽頭痛。症状は遅れて現われることがある(「注」参照)。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。半座位。必要な場合には人工呼吸。医療機関に連絡する。
皮膚 液体に触れた場合:凍傷
保温用手袋、保護衣。
凍傷の場合:多量の水で洗い流し、衣服は脱がせない。医療機関に連絡する。
発赤、痛み、かすみ眼。
安全ゴーグル、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取
作業中は飲食、喫煙をしない。

漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・危険区域から立ち退く! 
・専門家に相談する! 
・換気。
・すべての発火源を取り除く。
液体に向けて水を噴射してはならない
・細かな噴霧水を用いて気体を除去する。
この物質を環境中に放出してはならない
・(特別個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣)。

・耐火設備(条件)。
・涼しい場所。

・EU分類
 記号 : F+, Xn
 R : 12-20-37/38-41
 S : 2-16-26-39
・国連危険物分類(UN Hazard Class):2.1
重要データは次ページ参照
ICSC番号:0260 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

ジメチルアミン ICSC番号:0260











物理的状態; 外観:
刺激臭のある、無色の圧縮液化ガス

物理的危険性:
この気体は空気より重く、地面あるいは床に沿って移動することがある;遠距離引火の可能性がある。

化学的危険性:
燃焼すると分解し、窒素酸化物などの有毒なフュームを生じる。強力な酸化剤、水銀と激しく反応し、火災や爆発の危険をもたらす。銅、亜鉛合金、アルミニウム、亜鉛めっき表面、プラスチックを侵す。水溶液は強塩基で、酸と激しく反応し、腐食性を示す(「ジメチルアミン、水溶液[ICSC番号1485]」参照)。

許容濃度:
TLV:5 ppm(TWA); 5 ppm(STEL); A4 (ACGIH 2003)

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入

吸入の危険性:
容器を開放すると、とくに閉ざされた場所では空気中できわめて急速に有害濃度に達する。

短期暴露の影響:
眼、気道を重度に刺激する。高濃度を吸入すると、肺水腫を起こすことがある(「注」参照)。これらの影響は遅れて現われることがある。医学的な経過観察が必要である。この液体が急速に気化すると、凍傷を起こすことがある。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・沸点:7.0℃
・融点:−92.2℃
・比重(水=1):0.7
・水への溶解性:354 g/100ml
・蒸気圧:203 kPa(25℃)
・相対蒸気密度(空気=1):1.6
・引火点:引火性ガス
・発火温度:400℃
・爆発限界:2.8〜14.4 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):−0.2
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性がある。

・肺水腫の症状は 2〜3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である。
・医師または医師が認定した者による適切な吸入療法の迅速な施行を検討する。
・圧力容器が漏出しているときは、気体が液状で漏れるのを防ぐため、洩れ口を上にする。
(圧力容器の腐食を防ぐため)漏出している圧力容器に水を散布してはならない。
・「ジメチルアミン、水溶液[ICSC番号1485]」も参照のこと。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−20S1032
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)3;F(燃焼危険性)4;R(反応危険性)0;
付加情報


ICSC番号:0260
更新日:2003.05
ジメチルアミン
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所