国際化学物質安全性カード

フタル酸ジエチル ICSC番号:0258
フタル酸ジエチル
DIETHYL PHTHALATE
1,2-Benzenedicarboxylic acid diethyl ester
DEP
C6H4(COOC2H5)2 / C12H14O4
分子量:222.3
CAS登録番号:84-66-2
RTECS番号:TI1050000
ICSC番号:0258
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止
水溶性液体用泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素。
爆発


身体への暴露


吸入 めまい、感覚鈍麻。
換気。局所排気。
新鮮な空気、安静。
皮膚
保護手袋。
汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。

安全眼鏡。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 腹痛、吐き気。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・個人用保護具: 空気中濃度に応じた粒子用フィルター付きマスク。
・漏れた液やこぼれた液を密閉式の容器に出来る限り集める。
・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。
この物質を環境中に放出してはならない



重要データは次ページ参照
ICSC番号:0258 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

フタル酸ジエチル ICSC番号:0258











物理的状態; 外観:
無色で油状の液体

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱や燃焼により分解し、有毒なフュームやガス(無水フタル酸[ICSC番号0315])を生じる。ある種のプラスチックを侵す。

許容濃度:
TLV:5 mg/m3(TWA);A4(人における発がん性が分類できていない物質) (ACGIH 2007) 。
(訳注:詳細はACGIHのTLVs and BEIsを参照)

MAKは設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経皮、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃で気化したとき、空気は汚染されても有害濃度に達しないか、達してもきわめて遅い。

短期暴露の影響:


長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・沸点:295℃
・融点:−67 〜 −44℃
・比重(水=1):1.1
・水への溶解度: g/100 ml(25 溶けない℃)
・相対蒸気密度(空気=1):7.7
・引火点:117℃ (c.c.)
・発火温度:457℃
・爆発限界:0.7%〜 ? vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.47
環境に関する
データ
・環境に有害な場合がある。魚類への影響にとくに注意すること。

NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)0;F(燃焼危険性)1;R(反応危険性)0
付加情報


ICSC番号:0258
更新日2001.03
フタル酸ジエチル
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所