国際化学物質安全性カード

臭素酸ナトリウム ICSC番号:0196
臭素酸ナトリウム
SODIUM BROMATE
Bromic acid, sodium salt
NaBrO3
分子量:150.9
CAS登録番号:7789-38-0
RTECS番号:EF8750000
ICSC番号:0196
国連番号:1494
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 不燃性だが、他の物質の燃焼を助長する。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。
可燃性物質および還元剤との接触禁止
大量の水。
爆発 可燃性物質および還元剤と接触すると、火災や爆発の危険性がある。


身体への暴露
粉塵の拡散を防ぐ! 

吸入 咳、咽頭痛。
「経口摂取」参照。
局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 発赤。
保護手袋。
洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
発赤、痛み。
安全ゴーグル、または粉末の場合には、呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 腹痛、下痢、嗜眠、息苦しさ、吐き気、嘔吐、難聴、意識喪失。
「短期暴露の影響」参照。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。水に活性炭を懸濁した液を飲ませる。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・個人用保護具:有毒粒子用P3フィルター付マスク。
・こぼれた物質を密閉式容器内に掃き入れる。湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。
・残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。
おがくず他可燃性吸収剤に吸収させてはならない

・可燃性物質、還元性物質から離しておく。
・「化学的危険性」参照。

・国連危険物分類(UN Hazard Class):5.1
・国連包装等級(UN Packing Group):II
・GHS 分類
  注意喚起語:危険
  シンボル:炎-健康有害性
  火災または爆発の恐れ;強酸化性物質
  経口摂取すると、腎臓および神経系の障害


重要データは次ページ参照
ICSC番号:0196 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

臭素酸ナトリウム ICSC番号:0196











物理的状態; 外観:
無色の結晶

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱により分解し、有毒で腐食性のフューム(臭化水素など)を生じる。強力な酸化剤であり、可燃性物質や還元性物質、燃料、金属粉末、油脂、イオウ含有化合物と激しく反応し、火災や爆発の危険をもたらす。

許容濃度:
TLV は設定されていない。
MAK は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:エーロゾルの吸入、経口摂取。

吸入の危険性:
とくに粉末状の場合、拡散すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、および気道を刺激する。経口摂取すると、腎臓および神経系に影響を与え、腎不全、呼吸機能低下、聴覚障害および末梢神経障害を生じることがある。これらの影響は遅れて現われることがある。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・381℃で分解する
・比重(水=1):3.34
・水への溶解度:36.4 g/100 ml(20℃)
環境に関する
データ

・有機物、金属、炭素が混入すると、衝撃に敏感になる。
・汚染された衣服は(火災の危険があるため)、多量の水ですすぎ洗いする。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)-51GO2-I+II+III
付加情報


ICSC番号:0196
更新日:2006.04
臭素酸ナトリウム
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所