国際化学物質安全性カード

フェニルグリシジルエーテル ICSC番号:0188
フェニルグリシジルエーテル
PHENYL GLYCIDYL ETHER
1,2-Epoxy-3-phenoxypropane
2,3-Epoxypropyl phenyl ether
Phenoxy methyloxirane
PGE
C9H10O2
分子量:150.1
CAS登録番号:122-60-1
RTECS番号:TZ3675000
ICSC番号:0188
EC番号:603-067-00-X
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性。
裸火禁止
水噴霧、泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素
爆発


身体への暴露 長期または反復暴露の影響」参照
あらゆる接触を避ける! 

吸入 咳、咽頭痛
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。
皮膚 吸収される可能性あり
発赤、痛み
保護手袋、保護衣
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
発赤、痛み
安全ゴーグル、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・(個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣)
この物質を環境中に放出してはならない
・漏れた液をふた付きの容器に集める。
・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。

・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する。
・強力な酸化剤、強塩基、強酸、アミンから離しておく。
・涼しい場所。
・暗所に保管。

・EU分類
 記号 : T
 R : 45-20-37/38-43-68-52/53
 S : 53-45-61

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0188 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

フェニルグリシジルエーテル ICSC番号:0188











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色の液体

物理的危険性:


化学的危険性:
爆発性過酸化物を生成することがあると推測される。酸、塩基、アミンの影響下で重合する。強力な酸化剤と激しく反応し、火災や爆発の危険をもたらす。

許容濃度:
TLV:0.1 ppm(TWA); (皮膚); A3(動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質); SEN(感作物質); (ACGIH 2005) (訳注:詳細は ACGHI の TLVs and BEIs を参照)
MAK:皮膚吸収(H); 皮膚感作(Sh); 発がん性カテゴリー:2; (DFG 2005) (訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:エーロゾルの吸入、経皮

吸入の危険性:
20℃で気化すると、空気が汚染されてやや遅く有害濃度に達する; しかし噴霧あるいは拡散すると、かなり急速に有害濃度に達する。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道を刺激する。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。人で発がん性を示す可能性がある。

物理的性質
・沸点:245℃
・融点:3.5℃
・比重(水=1):1.11
・水への溶解度:0.24 g/100 ml(20℃)
・蒸気圧:1.33 Pa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.37
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.00
・引火点:114℃(C.C.)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.12
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性がある。
・水生環境中で長期にわたる影響を及ぼすことがある。

作業衣を家に持ち帰ってはならない
・蒸留前に過酸化物をチェックする;検出された場合は除去する。
付加情報


ICSC番号:0188
更新日:2005.10
フェニルグリシジルエーテル
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所