メタミドホス
ICSC:0176
METHAMIDOPHOS
ピアレビュー:1994/10/27
O,S-ジメチル ホスホルアミドチオアート
O,S-Dimethyl phosphoramidothioate
Phosphoramidothioic acid, O,S-dimethyl ester
CAS登録番号:10265-92-6
RTECS番号:TB4970000
国連番号:2783
EC番号:015-095-00-4
EINECS番号:233-606-0
化学式:C2H8NO2PS
分子量:141.1
災害/
暴露のタイプ
一次災害/急性症状 予防 応急処置/消火活動
火災 特定の条件下で可燃性。有機溶剤を含む液体製剤は、引火性のことがある。火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 裸火禁止。 水噴霧、粉末消火剤、アルコール耐性泡消火剤、二酸化炭素を使用する。
爆発 製剤が引火性/爆発性溶剤を含む場合、火災および爆発の危険性がある。
身体への暴露 粉塵の拡散を防ぐ!
作業環境管理を厳密に!
青少年や小児への暴露を避ける!
吸入 めまい、発汗、息苦しさ、意識喪失、脱力感、縮瞳、筋痙攣、過剰流涎。「経口摂取」参照。 換気(粉末でない場合)、局所排気または呼吸用保護具を使用する。 新鮮な空気、安静。半座位。医療機関に連絡する。「注」参照。
皮膚 吸収される可能性あり!他の症状については、「吸入」参照。 保護手袋、保護衣。 汚染された衣服を脱がせ、多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。医療機関に連絡する。「注」参照。
発赤、痛み、かすみ眼。 粉末の場合には、呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズを外す)、医療機関に連絡する。
経口摂取 胃痙攣、痙攣、下痢、吐き気、嘔吐、筋攣縮。他の症状については「吸入」参照。 作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。 口をすすぐ。水に活性炭を懸濁した液を飲ませる。安静。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 包装・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣
・下水に流してはならない
・こぼれた物質をふた付きの密閉式容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分をに注意深く集め、 地域規則に従って保管および処理する
・破損しない包装
・破損しやすい包装のものは、密閉式の破損しない容器に入れる
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない
・海洋汚染物質
・EU分類
記号:T+, N; R:24-26/28-50;
S:(1/2)-28-36/37-45-61
・国連分類
国連危険物分類:6.1; 国連包装等級:II
・GHS分類
飲み込んだり、皮膚に接触または吸入すると生命に危険
眼刺激
中枢神経系の障害
長期または反復暴露による中枢神経系の障害
水生生物に非常に強い毒性
長期的影響により水生生物に毒性
緊急時対応 貯蔵
・消火により生じる流出物を収容するための用意
・食品や飼料から離しておく
・乾燥
・換気のよい部屋に保管
重要データ
≪物理的状態;外観≫
無色の結晶。

≪物理的危険性≫

≪化学的危険性≫
加熱や燃焼により分解し、窒素酸化物、リン酸化物、硫黄酸化物などの有毒で刺激性のフュームを生じる。軟鋼および銅含有合金(工業用)を侵す。

≪許容濃度≫
TLV (設定されていない)。
≪暴露の経路≫
体内への吸収経路:吸入、経皮および経口摂取。

≪吸入の危険性≫
20℃ではほとんど気化しないが、とくに粉末状の場合、噴霧もしくは拡散すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

≪短期暴露の影響≫
眼を刺激する。 中枢神経系に影響を与え、痙攣および呼吸不全を起こすことがある。 コリンエステラーゼ阻害。 暴露すると死に至る場合がある。 これらの影響は遅れて現われることがある。 医学的な経過観察が必要である。

≪長期または反復暴露の影響≫
神経系に影響を与え、遅発性神経障害を起こすことがある。 コリンエステラーゼ阻害。 影響が蓄積される可能性がある。 「一次災害/急性症状」参照。
物理的性質 環境影響データ
・融点:44℃
・比重(水=1):1.3
・水への溶解度:よく溶ける
・蒸気圧:0.002 Pa (20℃)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):−0.66
・環境に有害な場合がある
・鳥類、ハチおよび魚類への影響にとくに注意すること
・アルコール飲料摂取により、有害作用が増大する
・暴露の程度によっては、定期検診を勧める
・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要である(指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく)
・作業衣を家に持ち帰ってはならない
・製剤化に溶剤が使用されている場合は、その溶剤のICSCも参照のこと
・市販の製剤に用いられている溶剤が、この物質の物性および毒性を変化させることがある
・Bay 71628, Monitor, Pillaron, SRA 5172, Tamaron は、いずれも商品名である
・この物質が炭化水素系溶剤を含む製剤の場合、吐かせてはならない
・2008年1月に一部更新(経口摂取の応急処置参照)
・2013年4月に一部更新(GHS分類参照)
付加情報

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Chemical Safety
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