国際化学物質安全性カード

二酸化マンガン ICSC番号:0175
二酸化マンガン
MANGANESE DIOXIDE
Manganese(IV)oxide
Manganese peroxide
MnO2
分子量:86.9
CAS登録番号:1313-13-9
RTECS番号:OP0350000
ICSC番号:0175
EC番号:025-001-00-3
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 不燃性だが、他の物質の燃焼を助長する。
可燃物との接触禁止
周辺の火災時:適切な消火薬剤を使用する。
爆発


身体への暴露
粉塵の拡散を防ぐ
(妊娠中の)女性への暴露を避ける

吸入 咳。
局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚
保護手袋。
洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。

安全ゴーグル、または粉末の場合には呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 腹痛、吐き気。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・こぼれた物質を容器内に掃き入れる。湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。
おがくず他可燃性吸収剤に吸収させてはならない
この物質を環境中に放出してはならない
・個人用保護具:有害粒子用P2フィルター付マスク。

・可燃性物質、還元性物質から離しておく。

・EU分類
 記号 : Xn
 R : 20/22
 S : (2-)25

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0175 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

二酸化マンガン ICSC番号:0175











物理的状態; 外観:
黒〜茶色の粉末

物理的危険性:


化学的危険性:
553℃以上に加熱すると分解して、酸化マンガン(III)および酸素を生じ、火災の危険性を増大させる。強力な酸化剤で、可燃性物質や還元性物質と激しく反応し、火災や爆発の危険をもたらす。加熱すると、アルミニウムと激しく反応する。

許容濃度:
TLV:(Mnとして) 0.2 mg/m3 (TWA) (ACGIH 2006)。

MAK:0.5 mg/m3(吸入性画分); 妊娠中のリスクグループ:C (DFG 2006)。
(訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:エーロゾルの吸入、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃ではほとんど気化しない。しかし拡散すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
この物質のエーロゾルは気道を刺激する。

長期または反復暴露の影響:
肺、中枢神経系に影響を与え、気管支炎、肺炎、神経障害、神経精神障害(マンガン中毒)を起こしやすくすることがある。動物試験では人で生殖・発生毒性を引き起こす可能性があることが示されている。

物理的性質
・535℃で分解する
・密度:5.0 g/cm3
・水への溶解性:溶けない
環境に関する
データ
・環境に有害な場合がある。水生生物への影響にとくに注意すること。

・暴露の程度によっては、定期検診が必要である。
付加情報


ICSC番号:0175
更新日:2003.11
二酸化マンガン
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所