国際化学物質安全性カード

マンガン ICSC番号:0174
マンガン
MANGANESE
(粉末)
Mn
原子量:54.9
CAS登録番号:7439-96-5
RTECS番号:OO9275000
ICSC番号:0174
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性。
裸火禁止
乾燥砂、特殊粉末消火薬剤。
爆発 空気中で粒子が細かく拡散して爆発性の混合気体を生じる。
粉塵の堆積を防ぐ。密閉系、粉塵防爆型電気および照明設備。

身体への暴露
粉塵の拡散を防ぐ
(妊娠中の)女性への暴露を避ける

吸入 咳。
局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚
保護手袋。
洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。

安全ゴーグル、または粉末の場合には呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 腹痛、吐き気。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・こぼれた物質を容器内に掃き入れる。
・残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。
・個人用保護具:有害粒子用P2フィルター付マスク。

・酸から離しておく。
・乾燥。


重要データは次ページ参照
ICSC番号:0174 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

マンガン ICSC番号:0174











物理的状態; 外観:
灰〜白色の粉末

物理的危険性:
粉末や顆粒状で空気と混合すると、粉塵爆発の可能性がある。

化学的危険性:
水と徐々に、 水蒸気や酸とかなり急速に反応し、引火性/爆発性の気体(水素[ICSC番号 0001])を生成し、火災や爆発の危険をもたらす。

許容濃度:
TLV:0.2 mg/m3 (TWA) (ACGIH 2006)。

MAK:0.5 mg/m3(吸入性画分);妊娠中のリスクグループ:C (DFG 2007)。
(訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:エーロゾルの吸入、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃ではほとんど気化しない。しかし拡散すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
この物質のエーロゾルは気道を刺激する。

長期または反復暴露の影響:
肺、中枢神経系に影響を与え、気管支炎、肺炎、神経障害、神経精神障害(マンガン中毒)を起こしやすくすることがある。動物試験では人で生殖・発生毒性を引き起こす可能性があることが示されている。

物理的性質
・沸点:1962℃
・融点:1244℃
・密度:7.47 g/cm3
・水への溶解性:溶けない
環境に関する
データ
・環境に有害な場合がある。水生生物への影響にとくに注意すること。

・暴露の程度によっては、定期検診が必要である。
・このカードに記載された勧告事項はフェロマンガンにも適用される。
付加情報


ICSC番号:0174
更新日:2003.11
マンガン
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所