国際化学物質安全性カード
エチレンオキシド (圧力容器)
ICSC:0155
ETHYLENE OXIDE (cylinder)
ピアレビュー:2015/07/26
1,2-エポキシエタン
オキシラン
酸化エチレン
エチレンオキサイド
1,2-Epoxyethane
Oxirane
Dimethylene oxide


CAS登録番号:75-21-8
RTECS番号:KX2450000
国連番号:1040
EC番号:603-023-00-X
EINECS番号:200-849-9
化学式:C2H4O
分子量:44.1
災害/
暴露のタイプ
一次災害/急性症状 予防 応急処置/消火活動
火災 引火性がきわめて高い。 裸火禁止、火花禁止、禁煙。 供給源を遮断する。それが不可能で、かつ周辺に危険が及ばなければ、燃え尽きるにまかせる。その他の場合は粉末消火剤、アルコール耐性消火剤、水噴霧、二酸化炭素を用いて消火する。
爆発 気体/空気の混合気体は、爆発性である。 加熱による分解で火災および爆発の危険性がある。 密閉系、換気、防爆型電気設備および照明設備。 火花防止工具を使用する。 火災時:水を噴霧して圧力容器を冷却する。 安全な場所から消火作業を行う。
身体への暴露 あらゆる接触を避ける!
吸入 咳。 嗜眠。 頭痛。 吐き気。 咽頭痛。 嘔吐。 脱力感。 密閉系、または換気を使用する。 新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。
皮膚 吸収される可能性あり! 凍傷。 発赤。 痛み。 密閉系、または換気を使用する。 新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。
充血。 痛み。 かすみ眼。 呼吸用保護具と併用して、眼用保護具を着用する。 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。
経口摂取 作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。
漏洩物処理 包装・表示
・危険区域から立ち退く!
・専門家に相談する!
・個人用保護具:自給式呼吸器付気密化学保護衣
・換気
・下水に流してはならない
・液体に向けて水を噴射してはならない
・細かな噴霧水を用いて、ガスを除去する
・EU分類
記号:F+, T; R:45-46-12-23-36/37/38; S:53-45; Note:E
・国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):2.3; 国連の副次的危険性による分類(UN Subsidiary Risks):2.1
・GHS分類
注意喚起語:危険
極めて引火性の高いガス
加圧ガス;熱すると爆発のおそれ
吸入すると有毒
重度の眼刺激
皮膚刺激
呼吸器系への刺激のおそれ
遺伝性疾患のおそれ
発がんのおそれ
緊急時対応 貯蔵
・NFPA(米国防火協会)コード:H(健康有害性)2;F(燃焼危険性)4;R(反応危険性)3 ・耐火設備
・冷所
重要データ
≪物理的状態;外観≫
特徴的な臭気のある、無色の 圧縮 液化気体。

≪物理的危険性≫
気体は空気より重く、地面に沿って移動し、遠距離発火の可能性がある。

≪化学的危険性≫
加熱や酸、塩基、金属塩化物、金属酸化物の影響下で、重合することがある。 火災または爆発の危険を生じる。 空気がないと、560℃以上で分解する。 火災や爆発の危険を生じる。 多くの化合物と 激しく反応する。

≪許容濃度≫
TLV: 1ppm as TWA; A2 (suspected human carcinogen); (ACGIH 2004).
MAK: Carcinogen category: 2; Germ cell mutagen group: 2; Skin absorption (H); (DFG 2004).

≪暴露の経路≫
体内への吸収経路:吸入および経皮。

≪吸入の危険性≫
容器を開放すると、空気中でこの気体は、きわめて急速に有害濃度に達する。

≪短期暴露の影響≫
蒸気は、眼、皮膚および気道を刺激する。 水溶液は、皮膚に水疱を引き起こすことがある。 この液体が急速に気化すると、凍傷を引き起こすことがある。

≪長期または反復暴露の影響≫
反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。 反復または長期の吸入により喘息を引き起こすことがある。 神経系に影響を与えることがある。 人で発がん性を示す。 人の生殖細胞に、遺伝性の遺伝子損傷を引き起こすことがある。

物理的性質 環境影響データ
・沸点:11℃
・融点:-111℃
・比重(水=1):0.9
・水への溶解度 : 混和する
・蒸気圧:146 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):1.5
・引火点:引火性気体
・発火温度:429℃
・爆発限界:3-100 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):-0.3
・水生生物に対して有害である
・この物質により、喘息の症状を示した者は、以後この物質に接触しないこと
・喘息の症状は、2〜3時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である
・圧力容器が漏出しているときは、気体が液状で漏れるのを防ぐため、洩れ口を上にする
・許容濃度を超えても、臭気として十分に感じないので注意すること
付加情報

IPCS
International
Programme on
Chemical Safety
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