国際化学物質安全性カード

エチルアミン ICSC番号:0153
エチルアミン
ETHYLAMINE
Ethanamine
Aminoethane
(圧力容器)
C2H5NH2 / C2H7N
分子量:45.1
CAS登録番号:75-04-7
RTECS番号:KH2100000
ICSC番号:0153
国連番号:1036
EC番号:612-002-00-4
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性がきわめて高い。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止、火花禁止、禁煙
供給源を遮断する。それが不可能でかつ周辺に危険が及ばなければ、燃え尽きるにまかせる。その他の場合は粉末消火薬剤、二酸化炭素を用いて消火する。
爆発 気体/空気の混合気体は爆発性である。
密閉系、換気、防爆型電気および照明設備。
火災時:圧力容器に水を噴霧して冷却する。安全な場所から消火作業を行う。
身体への暴露
作業環境管理を厳密に! 

吸入 咳、息苦しさ、咽頭痛。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。半座位。人工呼吸が必要なことがある。医療機関に連絡する。
皮膚 液体に触れた場合:凍傷
保温用手袋、保護衣。
凍傷の場合:多量の水で洗い流し、衣服は脱がせない。医療機関に連絡する。
発赤、痛み、かすみ眼。
安全ゴーグル、呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取
作業中は飲食、喫煙をしない。

漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣。
・危険区域から立ち退く! 
・専門家に相談する! 
・換気。
・すべての発火源を取り除く。
液体に向けて水を噴射してはならない

・耐火設備(条件)。
・涼しい場所。

・EU分類
 記号 : F+, Xi
 R : 12-36/37
 S : 2-16-26-29
・国連危険物分類(UN Hazard Class):2.1

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0153 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

エチルアミン ICSC番号:0153











物理的状態; 外観:
刺激臭のある、無色の圧縮液化ガス

物理的危険性:
この気体は空気より重い。地面あるいは床に沿って移動することがある。遠距離引火の可能性がある。

化学的危険性:
燃焼すると分解し、有毒な気体(窒素酸化物など)を生じる。水溶液は強塩基で、酸と激しく反応し、腐食性を示す。強酸化剤、有機物と激しく反応し、火災や爆発の危険をもたらす。多くの非鉄金属、プラスチックを侵す。

許容濃度:
TLV:5 ppm (TWA);15 ppm (STEL);(皮膚) (ACGIH 2007) 。

EU OEL:5ppm;9.4 mg/m3 (TWA) (EU 2000)。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入。

吸入の危険性:
容器を開放すると、空気中できわめて急速に有害濃度に達する。

短期暴露の影響:
眼、気道を著しく刺激する。この液体が急速に気化すると、凍傷を引き起こすことがある。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・沸点:16.6℃
・融点:−81℃
・比重(水=1):0.7 (液体)
・水への溶解性:混和する
・蒸気圧:121 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):1.55
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.66
・引火点:−17℃ c.c.
・発火温度:385℃
・爆発限界:3.5〜14 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):−0.27/−0.08 (計算値)
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性がある。

・エチルアミンは50〜70%水溶液としても製品化されている。(国連番号:2270)
・圧力容器が漏出しているときは、気体が液状で漏れるのを防ぐため、洩れ口を上にする。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−20G2F
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)3;F(燃焼危険性)4;R(反応危険性)0
付加情報


ICSC番号:0153
更新日2002.10
エチルアミン
© IPCS, CEC, 1993

ICSCホームページへもどる

国立医薬品食品衛生研究所