国際化学物質安全性カード

2,4-ジクロロアニリン ICSC番号:0141
2,4-ジクロロアニリン
2,4-DICHLOROANILINE
Aniline, 2,4-dichloro-
1-Amino-2,4-dichlorobenzene
2,4-Dichlorobenzenamine
C6H5Cl2N
分子量:162.02
CAS登録番号:554-00-7
RTECS番号:BX2600000
ICSC番号:0141
国連番号:1590
EC番号:612-010-00-8
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性。
火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。
加熱すると、破裂の危険を伴う圧力上昇が起こる。
裸火禁止
粉末消火薬剤、水溶性液体用泡消火薬剤、水噴霧、二酸化炭素。
爆発

火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。
身体への暴露
粉塵の拡散を防ぐ

吸入 紫色(チアノ−ゼ)の皮膚、紫色(チアノ−ゼ)の唇や爪、めまい、頭痛、吐き気、息切れ、錯乱、痙攣、意識喪失。
局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。人工呼吸が必要なことがある。医療機関に連絡する。
皮膚 吸収される可能性あり
発赤。
他の症状については「吸入」参照。
保護手袋、保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。医療機関に連絡する。
発赤、痛み。
安全ゴーグル、または顔面シールド。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 腹痛。
他の症状については「吸入」参照。
作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。
口をすすぐ。多量の水を飲ませる。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・すべての発火源を取り除く。
下水に流してはならない
・こぼれた物質を容器内に掃き入れる。
・残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。
・自給式呼吸器付化学保護衣。

・強力な酸化剤、食品や飼料から離しておく。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・海洋汚染物質。
・EU分類
 記号 : T, N
 R : 23/24/25-33-50/53
 S : (1/2-)28-36/37-45-60-61
 Note : C
・国連危険物分類(UN Haz Class):6.1
・国連包装等級(UN Pack Group):II

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0141 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

2,4-ジクロロアニリン ICSC番号:0141











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色の結晶

物理的危険性:


化学的危険性:
370℃に加熱または燃焼すると分解し、窒素酸化物、塩化水素[ICSC0163]を含む有毒なフュームを生じる。

許容濃度:
TLV は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経皮、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。

短期暴露の影響:
皮膚を軽度に刺激する。血液に影響を与え、メトヘモグロビンを生成することがある。死に至ることがある。これらの影響は遅れて現われることがある。医学的な経過観察が必要である。

長期または反復暴露の影響:
血液に影響を与え、メトヘモグロビンを生成することがある。

物理的性質
・沸点:245℃
・融点:63〜64℃
・密度:1.57 g/cm3
・水への溶解性:溶けない
・蒸気圧:1 Pa(25℃)
・相対蒸気密度(空気=1):5.6
・引火点:115℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.78
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性が強い。

・暴露の程度によっては、定期検診が必要である。
・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要である;指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−61GT2-II
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)3;F(燃焼危険性)1;R(反応危険性)0;
付加情報


ICSC番号:0141
更新日:2000.10
2,4-ジクロロアニリン
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所