国際化学物質安全性カード

クロロタロニル ICSC番号:0134
クロロタロニル
CHLOROTHALONIL
Tetrachloroisophthalonitrile
2,4,5,6-Tetrachloro-1,3-benzenedicarbonitrile
2,4,5,6-Tetrachloro-3-cyanobenzonitrile
C8Cl4N2
分子量:265.9
CAS登録番号:1897-45-6
RTECS番号:NT2600000
ICSC番号:0134
国連番号:2588
EC番号:608-014-00-4
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 有機溶剤を含む液体製剤は引火性のことがある。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。

水噴霧、泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素。
爆発 製剤が引火性/爆発性溶剤を含む場合、火災および爆発の危険性がある。


身体への暴露
あらゆる接触を避ける

吸入
局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。
皮膚 発赤。
保護手袋、保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。医療機関に連絡する。
発赤、痛み、かすみ眼。
安全眼鏡または粉末の場合には眼用保護具と呼吸用保護具の併用。
多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずして)。医療機関にただちに連絡する。
経口摂取 灼熱感、のどや胸の腹痛。
作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。
口をすすぐ。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・個人用保護具:化学保護衣、保護手袋。
この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を容器内に掃き入れる。湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。
・残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。

・消火により生じる流出物を収容するための用意。
・食品や飼料から離しておく。
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・海洋汚染物質。
・EU分類
 記号 : T+, N
 R : 26-37-40-41-43-50/53
 S : 2-28-36/37/39-45-60-61
・国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1
・GHS分類
  注意喚起語:危険
  シンボル:どくろ-環境
  粉塵を吸入すると生命に危険
  軽度の皮膚刺激
  重篤な眼の損傷
  アレルギー性皮膚反応のおそれ
  呼吸器系への刺激のおそれ
  水生生物に非常に強い毒性

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0134 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

クロロタロニル ICSC番号:0134











物理的状態; 外観:
無色無臭の結晶

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱すると分解し、塩化水素や窒素酸化物を含む有毒で腐食性のフュームを生じる。

許容濃度:
TLV は設定されていない。

MAK:皮膚感作(Sh); 発がん性カテゴリー:3B (DFG 2009) 。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入。

吸入の危険性:
拡散すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
重度に眼を刺激する。軽度に皮膚を刺激する。気道を刺激する。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。

物理的性質
・沸点:350℃
・融点:250〜251℃
・比重(水=1):1.8
・水への溶解度: <0.01 g/100 ml(溶けない)(25℃)
・蒸気圧:<1.3 Pa(40℃)(ごくわずか)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):3.05
環境に関する
データ
・水生生物に対し非常に毒性が強い。
・通常の使用法でも環境中へ放出される。不適切な廃棄などによるさらなる放出を避けるよう十分注意すること。

・市販の製剤に用いられている溶剤が、この物質の物性および毒性を変化させることがある。
付加情報


ICSC番号:0134
更新日2009.11
クロロタロニル
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所