国際化学物質安全性カード

安息香酸 ICSC番号:0103
安息香酸
BENZOIC ACID
Benzenecarboxylic acid
Phenyl carboxylic acid
C7H6O2/C6H5COOH
分子量:122.1
CAS登録番号:65-85-0
RTECS番号:DG0875000
ICSC番号:0103
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性。
裸火禁止
粉末消火薬剤、水噴霧、泡消火薬剤、二酸化炭素。
爆発 空気中で粒子が細かく拡散して爆発性の混合気体を生じる。
粉塵の堆積を防ぐ。密閉系、粉塵防爆型電気および照明設備。
火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。
身体への暴露


吸入 咳、咽頭痛。
局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。
皮膚 発赤、灼熱感、痒み。
保護手袋。
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
発赤、痛み。
安全ゴーグル。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 腹痛、吐き気、嘔吐。
作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。
口をすすぐ。吐かせる(意識がある場合のみ!)。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・こぼれた物質をプラスチック容器内に掃き入れる。湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。
・残留分を多量の水で洗い流す。
・個人用保護具:顔面シールド、保護衣。



重要データは次ページ参照
ICSC番号:0103 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

安息香酸 ICSC番号:0103











物理的状態; 外観:
白色の結晶あるいは粉末

物理的危険性:
粉末や顆粒状で空気と混合すると、粉塵爆発の可能性がある。

化学的危険性:
水溶液は弱酸である。酸化剤と反応する。

許容濃度:
TLV は設定されていない。

MAK:IIb(MAK値は設定されていないが、データは公表されている) (DFG 2006)。
(訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道を刺激する。接触すると非アレルギー性発疹を引き起こすことがある。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・沸点:249℃
・融点:122℃ (「注」参照)
・密度:1.3 g/cm3
・水への溶解度:0.29 g/100 ml(20℃)
・蒸気圧:0.1 Pa(25℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.2
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1
・引火点:121℃ (c.c.)
・発火温度:570℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.87
環境に関する
データ

・100℃で昇華し始める。
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)2;F(燃焼危険性)1;R(反応危険性)0
付加情報


ICSC番号:0103
更新日:1999.10
安息香酸
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所