国際化学物質安全性カード

アトラジン ICSC番号:0099
アトラジン
ATRAZINE
2-Chloro-4-ethylamino-6-isopropylamino-1,3,5-triazine
6-Chloro-N-ethyl-N'-(1-methylethyl)-1,3,5-triazine-2,4-diamine
2-Chloro-4-ethylamino-6-isopropylamino-s-triazine
C8H14ClN5
分子量:215.7
CAS登録番号:1912-24-9
RTECS番号:XY5600000
ICSC番号:0099
EC番号:613-068-00-7
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 特定の条件下で可燃性。有機溶剤を含む液体製剤は引火性のことがある。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止
水噴霧、泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素。
爆発 製剤が引火性/爆発性溶剤を含む場合、火災および爆発の危険性がある。


身体への暴露
粉塵の拡散を防ぐ

吸入
換気(粉末でない場合)。
新鮮な空気、安静。
皮膚
保護手袋。
洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
発赤、痛み。
安全眼鏡。
多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずして)。医療機関に連絡する。
経口摂取
作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。
口をすすぐ。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク。
この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を容器内に掃き入れる。湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。
・残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。

・消火により生じる流出物を収容するための用意。
・食品や飼料から離しておく。
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する。

・EU分類
 記号 : Xn, N
 R : 43-48/22-50/53
 S : 2-36/37-60-61
・GHS分類
  注意喚起語:警告
  シンボル:感嘆符-健康有害性
   強い眼刺激
  長期にわたるまたは反復暴露による肝臓への障害のおそれ
  水生生物に毒性

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0099 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

アトラジン ICSC番号:0099











物理的状態; 外観:
無色の結晶

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱すると分解し、塩化水素、窒素酸化物などの有毒なフュームを生じる。

許容濃度:
TLV:5 mg/m3 (TWA); A4(人における発がん性が分類できていない物質) (ACGIH 2009)。

MAK:(吸引性画分) 2 mg/m3;ピーク暴露限度カテゴリー:II(8) (DFG 2009)。

暴露の経路:
体内への吸収経路:経口摂取。

吸入の危険性:
拡散すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
重度に眼を刺激する。

長期または反復暴露の影響:
肝臓に影響を与え、組織損傷を生じることがある。

物理的性質
・沸点:沸点以下で分解する(「注」参照)
・融点:173〜177℃
・比重(水=1):1.2
・水への溶解度:溶けない (25 ℃)
・蒸気圧:ほとんどない (20 ℃)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.34
環境に関する
データ
・水生生物に対し毒性が強い。
・通常の使用法でも環境中へ放出される。不適切な廃棄などによるさらなる放出を避けるよう十分注意すること。

・文献では分解温度は不明である。
・市販の製剤に用いられている溶剤が、この物質の物性および毒性を変化させることがある。
・製剤に溶剤が使用されている場合は、その溶剤のICSCも参照のこと。
付加情報


ICSC番号:0099
更新日2009.11
アトラジン
© IPCS, CEC, 1993

ICSCホームページへもどる

国立医薬品食品衛生研究所