タリウム
ICSC:0077
THALLIUM
ピアレビュー:2013/04/12
タリウム(金属)
Ramor
Thallium (metal)
CAS登録番号:7440-28-0
RTECS番号:XG3425000
国連番号:1707
EC番号:081-001-00-3
EINECS番号:231-138-1
化学式:Tl
原子量:204.4
災害/
暴露のタイプ
一次災害/急性症状 予防 応急処置/消火活動
火災 不燃性。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 周辺の火災時:適切な消火剤を使用する。
爆発 空気中で粒子が細かく拡散して爆発性の混合気体を生じる。 粉塵の拡散を防ぐ。
身体への暴露 「注」参照。
吸入 急性症状はない。 換気。
皮膚 保護手袋。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
安全眼鏡を着用する。 多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズを外す)。
経口摂取 腹痛、吐き気、嘔吐、頭痛、脱力感、筋肉痛、かすみ目、情動不安、痙攣、心拍数増加。症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。 作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。 直ちに医療機関に連絡する。
漏洩物処理 包装・表示
・こぼれた物質を密閉式の容器内に掃き入れ、残留分を注意深く集める
・地域規則に従って保管および処理する
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない
・EU分類
記号:T+; R:26/28-33-53; S:(1/2)-13-28-45-61
・国連分類
国連危険物分類:6.1; 国連包装等級:II
・GHS分類
注意喚起語:危険
飲み込むと生命に危険
飲み込むと、胃腸管および神経系に障害のおそれ
■ ■
緊急時対応 貯蔵
・強酸、フッ素、他のハロゲン類、食品や飼料から離しておく
・元の容器でのみ貯蔵
・密封
重要データ
≪物理的状態;外観≫
帯青白色の非常に柔らかい金属である。空気に暴露すると灰色になる。

≪物理的危険性≫
粉末や顆粒状で空気と混合すると、粉塵爆発の可能性がある。

≪化学的危険性≫
強還元剤である。強酸と反応する。室温でフッ素および他のハロゲンと反応する。

≪許容濃度≫
TLV (TIとしての吸引性画分):0.02mg/m3 (TWA); (皮膚吸収); (ACGIH 2012)。
MAK (設定されていない)。
≪暴露の経路≫
体内への吸収経路:経口摂取。

≪吸入の危険性≫
浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

≪短期暴露の影響≫
経口摂取すると、胃腸管および神経系に影響を与えることがある。脱毛になる場合がある。大量に経口摂取すると、死に至ることがある。これらの影響は遅れて現われることがある。医学的な経過観察が必要である。「注」参照。

≪長期または反復暴露の影響≫

物理的性質 環境影響データ
・沸点:1457℃
・融点:304℃
・比重(水=1):11.9
・水への溶解度:溶けない
・この物質の環境への影響は十分に調べられていない
・神経障害の症状は、2〜3日経過してから現れる
・暴露の程度によっては、定期検診を勧める
・タリウム金属は、鉱油またはアルゴン雰囲気下で通常保管される
・タリウム塩は、異なる毒性を有する場合がある
・硫酸タリウム[ICSC番号 0336]、炭酸タリウム[ICSC番号 1221]も参照のこと
付加情報


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