テトラクロロエチレン
ICSC:0076
TETRACHLOROETHYLENE
ピアレビュー:2013/04/12
パークロロエチレン
テトラクロルエチレン
PCE
四塩化エチレン
四塩化エテン
PER
Ethylene Tetrachloride
PERC
Tetracap
1,1,2,2-tetrachloroethene
1,1,2,2-Tetrachloroethylene
Perchloroethylene
Tetrachloroethene
CAS登録番号:127-18-4
RTECS番号:KX3850000
国連番号:1897
EC番号:602-028-00-4
EINECS番号:204-825-9
化学式:C2Cl4 / Cl2C=CCl2
分子量:165.8
災害/
暴露のタイプ
一次災害/急性症状 予防 応急処置/消火活動
火災 不燃性。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 裸火禁止、火花禁止、禁煙。
高温面または微粉化金属との接触禁止。
周辺の火災時:適切な消火剤を使用する。
爆発 金属と接触すると、火災および爆発の危険性がある。「化学的危険性」参照。 金属との接触禁止。「化学的危険性」参照。
身体への暴露 作業環境管理を厳密に!
ミストの発生を防ぐ!
吸入 咳、めまい、頭痛、嗜眠、吐き気、意識喪失。 換気、局所排気、呼吸用保護具を使用する。 新鮮な空気、安静。人工呼吸が必要な場合がある。直ちに医療機関に連絡する。
皮膚 皮膚の乾燥、発赤、灼熱感。 保護手袋、保護衣。 汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
発赤、灼熱感、痛み。 安全ゴーグルまたは顔面シールドを着用する。 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズを外す)、医療機関に連絡する。
経口摂取 咽頭痛、誤嚥の危険性! 「吸入」参照。
不整脈、呼吸停止。
作業中は飲食、喫煙をしない。 口をすすぐ。吐かせない。直ちに医療機関に連絡する。
漏洩物処理 包装・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク並びに完全保護衣
・換気
・この物質を環境中に放出してはならない
・漏れた液を密閉式の容器に集め、残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管および処理する
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない
・海洋汚染物質
・EU分類
記号:Xn, N; R:40-51/53; S:(2)-23-36/37-61
・国連分類
国連危険物分類:6.1; 国連包装等級:III
・GHS分類
注意喚起語:警告
皮膚刺激
発がんのおそれの疑い
飲み込んで気道に侵入すると有害のおそれ
眠気やめまいのおそれ
長期的影響により水生生物に毒性
■ ■ ■
緊急時対応 貯蔵
・NFPA(米国防火協会)コード:H(健康有害性)2; F(燃焼危険性)0; R(反応危険性)0 ・金属、発火源、食品や飼料から離しておく
・「化学的危険性」参照
・暗所に保管
・換気のよい部屋に保管
・乾燥、冷所
重要データ
≪物理的状態;外観≫
特徴的な臭気のある無色の液体。

≪物理的危険性≫
この物質の蒸気は空気より重く、低くなった場所では滞留して酸素欠乏を引き起こすことがある。

≪化学的危険性≫
高温面や炎と接触すると分解し、有毒で腐食性のフューム(塩化水素、ホスゲンおよび塩素)を生成する。水分と接触すると徐々に分解し、トリクロロ酢酸および塩酸を生じる。微粉化金属と激しく反応し、火災および爆発の危険が生じる。

≪許容濃度≫
TLV:25 ppm, 170 mg/m3 (TWA); 100 ppm, 685 mg/m3 (STEL); A3 (ヒトへの関連性が不明な動物発がん物質); BEIあり; (ACGIH 2009)。
MAK:発がん性カテゴリー: 3B; 皮膚吸収 (H); (DFG 2004)。
EU OEL (N選択):SCOEL勧告あり。
EU OEL:20 ppm (TWA); 40 ppm (STEL); SCOEL勧告あり。

≪暴露の経路≫
体内への吸収経路:吸入、経口摂取および経皮。

≪吸入の危険性≫
20℃で気化すると、空気が汚染されて、やや遅く有害濃度に達する。

≪短期暴露の影響≫
眼、皮膚および気道を刺激する。 飲み込むと嘔吐し、誤嚥性肺炎を起こすことがある。 中枢神経系に影響を与えることがある。 高濃度で暴露すると、意識喪失を起こす場合がある。

≪長期または反復暴露の影響≫
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を起こすことがある。 肝臓、腎臓および中枢神経系に影響を与えることがある。 人でおそらく発がん性を示す。

物理的性質 環境影響データ
・沸点:121℃
・融点:−22℃
・密度:1.62 g/cm3 (20℃)
・水への溶解度:0.015 g/100ml (20℃)
・蒸気圧:1.9 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):5.7
・蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.09 (20℃)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):3.4
・発火温度:> 650℃
・水生生物に対して毒性がある
・水生環境中で長期にわたり影響を及ぼすことがある
・環境中に放出しないように強く勧告する
・暴露の程度によっては、定期検診を勧める
・許容濃度を超えても、臭気として十分に感じないので注意すること
・火や高温面の近くで、または溶接作業中に使用してはならない
・アルコール飲料摂取により、有害作用が増大する
付加情報

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International
Programme on
Chemical Safety
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