国際化学物質安全性カード

キノリン ICSC番号:0071
キノリン
QUINOLINE
1-Benzazene
Benzo(b)pyridine
1-Azanaphthalene
Leucoline
C9H7N
分子量:129.2
CAS登録番号:91-22-5
RTECS番号:VA9275000
ICSC番号:0071
国連番号:2656
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止
周辺の火災時:水噴霧、泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素。
爆発 101℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。
101℃以上では、密閉系および換気。
火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。
身体への暴露
あらゆる接触を避ける

吸入 咳、咽頭痛。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 発赤。
保護手袋、保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
発赤、痛み。
安全眼鏡。
多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずして)。医療機関に連絡する。
経口摂取 咽頭痛。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。コップ1、2杯の水を飲ませる。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク。
この物質を環境中に放出してはならない
・漏れた液やこぼれた液を密閉式の容器にできる限り集める。
・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。

・消火により生じる流出物を収容するための用意。
・強酸化剤、酸、無水物および食品や飼料から離しておく。
・乾燥。
・暗所に保管。
・密封。
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1
・国連包装等級(UN Packing Group):III
・GHS分類
  注意喚起語:危険
  シンボル:どくろ-健康有害性-環境
  飲み込むと有毒
  皮膚に接触すると有害
  軽度の皮膚刺激
  眼刺激
  発がんのおそれの疑い
  遺伝子疾患のおそれの疑い
  水生生物に非常に毒性

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0071 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

キノリン ICSC番号:0071











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色の吸湿性液体。光に暴露すると茶色になる

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱および燃焼すると分解し、窒素酸化物を含む有毒なフュームを生じる。分解する。

許容濃度:
TLV は設定されていない。
MAK は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、および経皮、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃で気化すると、空気が汚染されてやや遅く有害濃度に達する。しかし噴霧または拡散するとかなり急速に有害濃度に達する。

短期暴露の影響:
眼および皮膚を刺激する。

長期または反復暴露の影響:
肝臓に影響を与えることがある。人で発がん性を示す可能性がある。

物理的性質
・沸点:238℃
・融点:−15℃
・比重(水=1):1.09
・水への溶解度:0.61 g/100 ml (20℃) (非常に溶けにくい)
・蒸気圧:8 Pa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.5
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.00
・引火点:101℃ (c.c.)
・発火温度:480℃
・爆発限界:1.2〜7 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.06
環境に関する
データ
・水生生物に対して非常に毒性が強い。
・環境中に放出しないように強く勧告する。

・この物質に暴露したときの健康への影響は十分に調べられていない。
・暴露の程度によっては、定期検診を勧める。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)-61GT1-III
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)3;F(燃焼危険性)2;R(反応危険性)0;
付加情報


ICSC番号:0071
更新日2008.11
キノリン
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所