国際化学物質安全性カード

ペンタクロロフェノール ICSC番号:0069
ペンタクロロフェノール
PENTACHLOROPHENOL
C6Cl5OH
分子量:266.4
CAS登録番号:87-86-5
RTECS番号:SM6300000
ICSC番号:0069
国連番号:3155
EC番号:604-002-00-8
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 不燃性である。有機溶剤を含む液体製剤は引火性のことがある。

周辺の火災時:適切な消火薬剤を使用する。
爆発


身体への暴露
粉塵の拡散を防ぐ    !  作業環境管理を厳密に!    (妊娠中の)女性への暴露を避ける!  あらゆる接触を避ける!       
いずれの場合も医師に相談
吸入 咳、めまい、嗜眠、頭痛、発熱または体温上昇、息苦しさ、咽頭痛。
局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。半座位。必要な場合には人工呼吸。医療機関に連絡する。
皮膚 吸収される可能性あり!      発赤、水疱。       他の症状については「吸入」参照。
保護手袋、保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。医療機関に連絡する。応急処置を行うときは保護手袋を着用する。
発赤、痛み。
安全ゴーグル、顔面シールド、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 胃痙攣、下痢、吐き気、意識喪失、嘔吐、脱力感。他の症状については「吸入」参照。
作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。
口をすすぐ。水に活性炭を懸濁した液を飲ませる。多量の水を飲ませる。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・こぼれた物質を密閉式容器内に掃き入れる;湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。
・残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。
この物質を環境中に放出してはならない
・(特別個人用保護具:有毒粒子用P3フィルター付マスク)。

・消火により生じる流出物を収容するための用意。
・強酸化剤、食品や飼料から離しておく。
・換気のよい場所に保管。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・著しい海洋汚染物質。
・EU分類
 記号 : T+, N
 R : 24/25-26-36/37/38-40-50/53
 S : 1/2-22-36/37-45-52-60-61
・国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1
・国連包装等級(UN Packing Group):II
重要データは次ページ参照
ICSC番号:0069 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

ペンタクロロフェノール ICSC番号:0069











物理的状態; 外観:
*特徴的な臭気のある、白色の結晶または様々な形状の固体

物理的危険性:


化学的危険性:
加熱すると200℃以上で分解し、ダイオキシンなどの有毒で腐食性のフュームを生じる。強力な酸化剤と激しく反応する。

許容濃度:
TLV:0.5 mg/m3(TWA);(皮膚);A3 BEI:記載あり (ACGIH 2003)     

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経皮、経口摂取

吸入の危険性:
20℃ではほとんど気化しない;しかし拡散すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道を刺激する。心血管系に影響を与え、心臓障害、心不全を生じることがある。

長期または反復暴露の影響:
中枢神経系、腎臓、肝臓、肺、免疫系、甲状腺に影響を与えることがある。人で発がん性を示す可能性がある。動物試験では人で生殖・発生毒性を引き起こす可能性があることが示されている。

物理的性質
・沸点(分解する):309℃
・融点:191℃
・密度:1.98
・水への溶解度:0.001 g/100 ml(20℃)
・蒸気圧:0.02 Pa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):9.2
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.00
・log Pow (オクタノール/水分配係数):5.01
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性が非常に強い。
・水生環境中で長期にわたる影響を及ぼすことがある。
・通常の使用法でも環境中へ放出される。不適切な廃棄などによるさらなる放出を避けるよう十分注意すること。

・市販品には非常に有毒な不純物(ダイオキシン)を含むものがある。
・許容濃度を超えても、臭気として十分に感じないので注意すること。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−61GT2-II
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)3;F(燃焼危険性)0;R(反応危険性)0;
付加情報


ICSC番号:0069
更新日:2003.05
ペンタクロロフェノール
© IPCS, CEC, 1993

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