国際化学物質安全性カード

クロロジフルオロメタン ICSC番号:0049
クロロジフルオロメタン
CHLORODIFLUOROMETHANE
Monochlorodifluoromethane
Methane, chlorodifluoro-
HCFC 22
R 22
(圧力容器)
CHClF2
分子量:86.5
CAS登録番号:75-45-6
RTECS番号:PA6390000
ICSC番号:0049
国連番号:1018
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 特定の条件下で可燃性。火災時に刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止
周辺の火災時:適切な消火薬剤を用いる。
爆発

火災時:圧力容器に水を噴霧して冷却する。
身体への暴露


吸入 不整脈、錯乱、し眠、息切れ、意識喪失。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。必要な場合には人口呼吸。医療機関に連絡する。
皮膚 液体に触れた場合:凍傷
保温用手袋。
凍傷の場合:多量の水で洗い流し、衣服は脱がせない。医療機関に連絡する。
発赤、痛み。
安全ゴーグル。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取
作業中は飲食、喫煙をしない。

漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・換気。

・耐火設備(条件)。
・涼しい場所。
・床面に沿って換気。

・特別な断熱圧力容器。
・国連危険物分類(UN Hazard Class):2.2

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0049 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

クロロジフルオロメタン ICSC番号:0049











物理的状態; 外観:
無色の圧縮液化ガス

物理的危険性:
この気体は空気より重い。天井が低い場所では滞留して酸素欠乏を引き起こすことがある。

化学的危険性:
高温面や炎に触れると分解して、有毒で腐食性のガス(塩化水素[ICSC番号0163]、ホスゲン[ICSC番号0007]、フッ化水素[ICSC番号0283]、フッ化カルボニル[ICSC番号0633])を生成する。マグネシウムや、マグネシウム合金を侵す。

許容濃度:
TLV:1000 ppm (TWA);A4 (人における発がん性が分類できていない物質)(ACGIH 2007)。
(訳注:詳細はACGIHのTLVs and BEIsを参照)

MAK:500 ppm, 1800 mg/m3;ピーク暴露限度カテゴリー:II(8); 妊娠中のリスクグループ:C (DFG 2007)。
(訳注:詳細はDFGのList of MAK and BAT valuesを参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入。

吸入の危険性:
容器を開放すると、閉ざされた場所では空気中の酸素濃度が低下して、窒息を起こすことがある。

短期暴露の影響:
この液体が急速に気化すると、凍傷を引き起こすことがある。心臓血管系、中枢神経系に影響を与え、心臓障害、中枢神経の抑制を生じることがある。意識が低下することがある。
「注」参照。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・沸点:−41℃
・融点:−146℃
・比重(水=1):1.21
・水への溶解度:0.3 g/100 ml(25℃)
・蒸気圧:908 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):3.0
・発火温度:632℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.08
環境に関する
データ
・環境に有害な場合がある。オゾン層への影響にとくに注意すること。

・空気中の濃度が高いと酸素の欠乏が起こり、意識喪失または死亡の危険を伴う。
・区域内に入る前に酸素濃度を測定する。
・許容濃度を超えても、臭気として十分に感じないので注意すること。
火や高温面の近くで、または溶接作業中に使用してはならない
・圧力容器が漏出しているときは、気体が液状で漏れるのを防ぐため、洩れ口を上にする。
・Freon 22、Frigen 22、Halon 22はいずれも商品名である。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−20G2A
付加情報


ICSC番号:0049
更新日2002.03
クロロジフルオロメタン
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所