国際化学物質安全性カード

ジクロロジフルオロメタン ICSC番号:0048
ジクロロジフルオロメタン
DICHLORODIFLUOROMETHANE
Difluorodichloromethane
R 12
CFC 12
(圧力容器)
CCl2F2
分子量:120.9
CAS登録番号:75-71-8
RTECS番号:PA8200000
ICSC番号:0048
国連番号:1028
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 不燃性。火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。

周辺の火災時:適切な消火薬剤を使用する。
爆発

火災時:圧力容器に水を噴霧して冷却する。
身体への暴露


吸入 不整脈、錯乱、し眠、息切れ、意識喪失。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。必要な場合には人工呼吸。医療機関に連絡する。
皮膚 液体に触れた場合:凍傷
保温用手袋。
凍傷の場合:多量の水で洗い流し、衣服は脱がせない。医療機関に連絡する。
発赤、痛み。
安全ゴーグル。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取
作業中は飲食、喫煙をしない。

漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・換気。

・混触危険物質から離しておく。
・「化学的危険性」参照。
・涼しい場所。
・床面に沿って換気。

・特別な断熱圧力容器。
・国連危険物分類(UN Haz Class):2.2
重要データは次ページ参照
ICSC番号:0048 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

ジクロロジフルオロメタン ICSC番号:0048











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色の圧縮液化ガス

物理的危険性:
この気体は空気より重く、天井が低い場所では滞留して酸素欠乏を引き起こすことがある。

化学的危険性:
高温面や炎に触れると分解して、有毒で腐食性のガス(塩化水素[ICSC番号0163]、ホスゲン[ICSC番号0007]、フッ化水素[ICSC番号0283]、フッ化カルボニル[ICSC:0633])を生成する。亜鉛やアルミニウム粉末などの金属と激しく反応する。マグネシウムやマグネシウム合金を侵す。

許容濃度:
TLV:1000 ppm(TWA) A4 (ACGIH 2001)

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入。

吸入の危険性:
容器を開放すると液体がきわめて急速に気化し、閉ざされた場所では空気中で過飽和となり、窒息の危険を生じる。

短期暴露の影響:
この液体が急速に気化すると、凍傷を起こすことがある。心臓血管系、中枢神経系に影響を与え、心臓障害、中枢神経系抑制を生じることがある。意識が低下することがある。「注」参照。

長期または反復暴露の影響:


物理的性質
・沸点:−30℃
・融点:−158℃
・比重(水=1):1.5
・水への溶解度:0.03 g/100 ml(20℃)
・蒸気圧:568 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.2
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.16
環境に関する
データ
・環境に有害な場合がある;オゾン層への影響にとくに注意すること。

・空気中の濃度が高いと酸素の欠乏が起こり、意識喪失または死亡の危険を伴う。
・区域内に入る前に酸素濃度を測定する。
・許容濃度を超えても、臭気として十分に感じないので注意すること。
火や高温面の近くで、または溶接作業中に使用してはならない
・圧力容器が漏出しているときは、気体が液状で漏れるのを防ぐため、洩れ口を上にする。
・Freon 12、Frigen 12、Halon 12はいずれも商品名である。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−20G2A
付加情報


ICSC番号:0048
更新日:2002.03
ジクロロジフルオロメタン
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所