国際化学物質安全性カード

p-クロロアニリン ICSC番号:0026
p-クロロアニリン
4-CHLOROANILINE
Chloroaminobenzene, p-
Chloroaniline, p-
C6H6ClN / ClC6H4NH2
分子量:127.6
CAS登録番号:106-47-8
RTECS番号:BX0700000
ICSC番号:0026
国連番号:2018
EC番号:612-137-00-9
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 可燃性。火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。
裸火禁止
粉末消火薬剤、水噴霧、泡消火薬剤、二酸化炭素。
爆発


身体への暴露
粉塵の拡散を防ぐ作業環境管理を厳密に
いずれの場合も医師に相談
吸入 紫色(チアノ−ゼ)の唇や爪、紫色(チアノ−ゼ)の皮膚、錯乱、痙攣、めまい、頭痛、吐き気、意識喪失。
局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 吸収される可能性あり!症状については「吸入」参照。
保護手袋、保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。医療機関に連絡する。
発赤、痛み。
安全ゴーグル、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 「吸入」参照。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・こぼれた物質を密閉式容器内に掃き入れる;湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる。
・残留分を注意深く集め、安全な場所に移す。
・(特別個人用保護具:P3有毒粒子用フィルター付マスク)
・化学保護衣。
この物質を環境中に放出してはならない

・強酸化剤、食品や飼料から離しておく。

・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・EU分類
 記号 : T, N
 R : 45-23/24/25-43-50/53
 S : 53-45-60-61
 Note : E
・国連危険物分類(UN Haz Class):6.1
・国連包装等級(UN Pack Group):II
重要データは次ページ参照
ICSC番号:0026 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

p-クロロアニリン ICSC番号:0026











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色〜黄色の結晶

物理的危険性:


化学的危険性:
燃焼すると分解して、有毒で腐食性のフューム(窒素酸化物、塩化水素など)を生じる。酸化剤と激しく反応する。

許容濃度:
TLV は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経皮、経口摂取。

吸入の危険性:
拡散すると、空気が汚染されて急速に有害濃度に達する。

短期暴露の影響:
眼を刺激する。赤血球に影響を与え、赤血球を損傷、メトヘモグロビンを生成することがある。医学的な経過観察が必要である。これらの影響は遅れて現われることがある。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の接触により、皮膚が感作されることがある。脾臓に影響を与えることがある。実験動物では腫瘍が見つけられているが、人では不明である(「注」参照)。

物理的性質
・沸点:232℃
・融点:69〜72.5℃
・比重(水=1):1.4
・水への溶解度:0.39 g/100 ml(20℃)
・蒸気圧:2 Pa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.4
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.00(計算値)
・引火点:120〜123℃(O.C.)
・発火温度:685℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.8
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性が強い。
・環境中に残存するので、環境中に放出しないように強く勧告する。

・暴露の程度によっては、定期検診が必要である。
・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要である;指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−61S2018
付加情報


ICSC番号:0026
最終更新日:2001.10
p-クロロアニリン
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所