国際化学物質安全性カード

四塩化炭素 ICSC番号:0024
四塩化炭素
CARBON TETRACHLORIDE
Tetrachloromethane
Tetrachlorocarbon
Tetra
CCl4
分子量:153.8
CAS登録番号:56-23-5
RTECS番号:FG4900000
ICSC番号:0024
国連番号:1846
EC番号:602-008-00-5
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 不燃性。火災時に刺激性もしくは有毒なフュームやガスを放出する。

周辺の火災時:適切な消火手段を用いる。
爆発

火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。
身体への暴露
あらゆる接触を避ける

吸入 めまい、嗜眠、頭痛、吐き気、嘔吐。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。人工呼吸が必要なことがある。医療機関に連絡する。
皮膚 吸収される可能性あり
発赤、痛み。
保護手袋、保護衣。
汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。医療機関に連絡する。
発赤、痛み。
顔面シールド、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 腹痛、下痢。他の症状については「吸入」参照。
作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。
口をすすぐ。多量の水を飲ませる。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・漏れた液をふた付きの容器に集める。
・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。
この物質を環境中に放出してはならない
・(個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣)。

・食品や飼料、金属類(「化学的危険性」参照)から離しておく。
・床面に沿って換気。
・涼しい場所。

・破損しない包装;破損しやすい包装のものは密閉式の破損しない容器に入れる。
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
・海洋汚染物質。
・EU分類
 記号 : T, N
 R : 23/24/25-40-48/23-52/53-59
 S : (1/2-)23-36/37-45-59-61
・国連危険物分類(UN Haz Class):6.1
・国連包装等級(UN Pack Group):II

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0024 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

四塩化炭素 ICSC番号:0024











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色の液体

物理的危険性:
この物質の蒸気は空気より重い。

化学的危険性:
高温面や炎に触れると分解し、塩化水素[ICSC0163]、塩素フューム[ICSC0126]、ホスゲン[ICSC番号0007]などの有毒で腐食性のフュームを生成する。アルミニウム、マグネシウム、亜鉛などのある種の金属と反応し、火災や爆発の危険をもたらす。

許容濃度:
TLV :5 ppm(TWA);10 ppm(STEL);(皮膚) A2(人における発がん性が疑われる物質) (ACGIH 2004)

MAK:0.5 ppm, 3.2 mg/m3; ピーク暴露限度カテゴリー:II(2); 皮膚吸収(H); 発がん性カテゴリー:4; 妊娠中のリスクグループ:D (DFG 2004)
(訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経皮、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃で気化すると、空気が汚染されてきわめて急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
眼を刺激する。肝臓、腎臓、中枢神経系に影響を与え、意識を喪失することがある。医学的な経過観察が必要である。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。 人で発がん性を示す可能性がある。

物理的性質
・沸点:76.5℃
・融点:−23℃
・比重(水=1):1.59
・水への溶解度:溶けにくい(0.1 g/100 ml、20℃)
・蒸気圧:12.2 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):5.3
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.5
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.64
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性がある。
・環境に有害な場合がある;オゾン層への影響にとくに注意すること。

・アルコール飲料の使用により有害作用が増大する。
・暴露の程度によっては、定期検診が必要である。
・許容濃度を超えても、臭気として十分に感じないので注意すること。
火や高温面の近くで、または溶接作業中に使用してはならない
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−61S1846
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)3;F(燃焼危険性)0;R(反応危険性)0
付加情報


ICSC番号:0024
更新日:2000.04
四塩化炭素
© IPCS, CEC, 1993

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