国際化学物質安全性カード

アセトアルデヒド ICSC番号:0009
アセトアルデヒド
ACETALDEHYDE
Acetic aldehyde
Ethanal
Ethyl aldehyde
C2H4O / CH3CHO
分子量:44.1
CAS登録番号:75-07-0
RTECS番号:AB1925000
ICSC番号:0009
国連番号:1089
EC番号:605-003-00-6
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性がきわめて高い。
裸火禁止、火花禁止、禁煙高温面との接触禁止
粉末消火薬剤、水溶性液体用泡消火薬剤、大量の水、二酸化炭素。
爆発 蒸気/空気の混合気体は爆発性である。
密閉系、換気、防爆型電気および照明設備。充填、取り出し、取扱い時に圧縮空気を使用してはならない。防爆用工具を使用する。
火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。
身体への暴露
あらゆる接触を避ける! 

吸入 咳。
換気。局所排気または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚 発赤、痛み。
保護手袋。
汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。医療機関に連絡する。
発赤、痛み。
安全ゴーグル、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。
経口摂取 下痢、めまい、吐き気、嘔吐。
作業中は飲食、喫煙をしない。
口をすすぐ。多量の水を飲ませる。医療機関に連絡する。
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・危険区域から立ち退く! 
・すべての発火源を取り除く。
・漏れた液やこぼれた液を密閉式の容器に出来る限り集める。
・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。
おがくず他可燃性吸収剤に吸収させてはならない
・細かな噴霧水を用いて蒸気を除去する。
この物質を環境中に放出してはならない
・(個人用保護具:有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク)

・耐火設備(条件)。
・混触危険物質から離しておく。
・「化学的危険性」参照。
・冷却。
・暗所に保管。
・安定化した状態でのみ貯蔵。

・破損しない包装;破損しやすい包装のものは密閉式の破損しない容器に入れる。
・EU分類
 記号 : F+, Xn
 R : 12-36/37-40
 S : 2-16-33-36/37
・国連危険物分類(UN Hazard Class):3
・国連包装等級(UN Packing Group):I

重要データは次ページ参照
ICSC番号:0009 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

アセトアルデヒド ICSC番号:0009











物理的状態; 外観:
刺激臭のある、気体または無色の液体

物理的危険性:
この物質の蒸気は空気より重く、地面あるいは床に沿って移動することがある;遠距離引火の可能性がある。

化学的危険性:
空気と接触すると爆発性過酸化物を生成することがある。痕跡量の金属(鉄)が存在すると、酸、アルカリ性水酸化物の影響下で重合することがあり、火災または爆発の危険を伴う。強力な還元剤で、酸化剤、強酸、ハロゲン、アミンと激しく反応し、火災 や爆発の危険をもたらす。

許容濃度:
TLV:25 ppm(天井値) A3(動物実験では発癌性が確認されているが、人との関連は不明な物質)(ACGIH 2004)

MAK:50 ppm, 91 mg/m3; ピーク暴露限度カテゴリー:I(1); 発癌性カテゴリー:3B; 妊娠中のリスクグループ:D (DFG 2004)
(訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃で気化すると、空気が汚染されてきわめて急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
眼、皮膚、気道を軽度に刺激する。中枢神経系に影響を与えることがある。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を起こすことがある。 気道に影響を与え、組織障害を生じることがある。人で発がん性を示す可能性がある。

物理的性質
・沸点:20.2℃
・融点:−123℃
・比重(水=1):0.78
・水への溶解性:混和する
・蒸気圧:101 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):1.5
・引火点:−38℃(C.C.)
・発火温度:185℃
・爆発限界:4〜60 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.63
環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性がある。

・作業時のどの時点でも、許容濃度(天井値)を超えてはならない。
・暴露の程度によっては、定期検診が必要である。
・添加された安定剤や抑制剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性があるので、専門家に相談する。
・汚染された衣服は(火災の危険があるため)、多量の水ですすぎ洗いする。
Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)−30S1089
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)2;F(燃焼危険性)4;R(反応危険性)2;
付加情報


ICSC番号:0009
更新日:2003.11
アセトアルデヒド
© IPCS, CEC, 1993

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国立医薬品食品衛生研究所